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歴史的な民主党の圧勝でしたね。
良くも悪しくも、少しは日本が変るかもしれません。
でも本質的に変えるには、本メルマガの主張では、日銀の国有化が必要です。
それによってのみ、800兆円の国家負債をチャラにして、財政を健全化できます。
その上で、バブル以前までの「日本型資本主義の復活」をします。
即ち、メインバンク制度上でのグループ企業による株の持ち合い等により安定株主を確保し、
そのことで終身雇用などの「家族的経営を回復」することができます。
それが、自由社会において格差を少なくする唯一の道です。
アメリカ型の自由「競争」社会では、格差が広がるのは当然の結果なのです。
(ご興味のある方は、最後の【Repeat Messages】をご覧下さい)
さてさる7月下旬、本メルマガで南関東に大きな地震の可能性をお知らせしました。
http://www.geocities.jp/untilled/QuakeYoso9722.htm
先月号の8月2日の本メルマガでも、向こう3週間は可能性あり、と申しました。
結果は、8月11日に、東名高速が分断されるような大きな地震がきたわけです。
そのときの緊急地震速報−YouTubeをリンクしてみます。
http://www.youtube.com/watch?v=F0r8u23QjbI
(西日本に台風がきていたが、南関東は晴れていたと思う)
この地震予想は、PISCO(http://www.e-pisco.jp/)からのものです。
筆者はそれをお知らせしただけです。
が、もし外れたら、ただのお騒がせものです。(^^;
つまり筆者も、相当程度の自信があったからお知らせしたわけです。
そして今回、大気イオン濃度が地震予知に役立つ実績が増えました。
http://www.e-pisco.jp/r_ion/case/index.html
もっと全国各地での測定網を広げるべきでしょう。
ちなみに地震前夜の8月10日、京都で地震雲を見ました。
2000年10月6日の鳥取県西部地震の前夜も、地震雲を見ました。
そうした宏観異常は、やはりあるみたいですね。
専門家は、……なぜか一笑に付すけど…
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■■■ 真説・歴史観(C) 米国の変化3 ■■■
前回予告したように今回は、ルーズベルト大統領 を中心に述べます。
多くの参考図書がありますが、その中から次の書をご紹介します:
★★ 「操られたルーズベルト」
… 大統領に戦争を仕掛けさせた者は誰か
カーチス・B. ドール (著)、馬野 周二 (訳) 、プレジデント社
読まれていない方は、ぜひ一読をお薦めします。
ちなみにレビューには「偽史、妄想史の範疇」との酷評もあるが、著者のドール氏は、ルーズベルトの娘婿である。
ウソを書いてまで岳父の名誉を傷つけるとは思えないし、アメリカ国民としての愛国心を感じさせる真面目な文面だ。
ただ訳者の馬野氏の陰謀論的解説には、一般読者は馴染めないかもしれませんが…
★★ 操った人物は?
「操られたルーズベルト」なら、操ったやつは誰かをまとめてみます。
★バーナード・バルーク
黒幕中の黒幕というべきか。
第28代大統領ウイルソンや、第31代大統領フーバーの黒幕でもあった。
ウイルソン時の第一次大戦への参戦で、バルークは戦時生産局長官となり大儲けした。
フーバー時は大統領の政治顧問。NY株式大暴落で逆に大儲けをした。
第32代大統領ルーズベルト政権誕生の影の主役となった。
ドール氏は1933年に、岳父のルーズベルト宅でバルークに会って、次の言葉を聞いた:
「ドールさん、私は世界市場に出回っている銀の30%を持っていますよ」
彼がいかに大金持ちであったかが分かるというものだ。
ちなみにバルーク家は、フランクフルトの時代からロスチャイルド家と類縁関係にあった。
・ロスチャイルド: http://www.geocities.jp/untilled/ep20.htm
★ハリー・ホプキンズ
バルークの子分で、ルーズベルトが大統領になる前からルーズベルト宅に住み込む。
ルーズベルト政権時には、商務長官兼任大統領主席補佐官。
ロックフェラーが主宰するCFRのメンバーである。
共産主義者で、戦時中は大量の軍需物資を、戦後は原爆技術を、ソ連に流した。
・ロックフェラー: http://www.geocities.jp/untilled/ep51.htm
★ウィリアム・アベレル・ハリマン
ホプキンズと密接に協力し、著しく親ソ連であった。
彼の父のエドワード・ヘンリー・ハリマンは、あの「桂・ハリマン協定」のハリマンである。
つまり国際金融資本家達は、ハリマンを通じて、満州鉄道の共同経営を申し出た。
日本はいったんそれを受け、桂・ハリマン協定を結ぶが、後に日本側が一方的に破棄してしまう。
この時の「ボタンの掛け違い」から、後の日中戦争や日米戦争に発展したと本メルマガでは解説してきた。
・日中戦争: http://www.geocities.jp/untilled/ep45.htm
★ヘンリー・モーゲンソー・ジュニア
父親はモルガン系エキタブル生命の重役で、民主党やルーズベルトに多額の献金。
母親はロスチャイルドやモルガンと関わりの深いグッゲンハイム財閥の出身。
(ちなみにバルークはウォール街でグッゲンハイム財閥の代理人)
ルーズベルト政権時の連邦農業局長、連邦信用局長、財務次官、財務長官。
ドイツおよび日本の苛酷な賠償計画モーゲンソープランの主唱者。
親ソ連で、いかなる条件もつけずに「ドル紙幣の印刷原版」を、必要な品物、例えば紙幣用紙と特殊インキ等をそっくり一揃いつけて、飛行機4台分をソ連に与えた。(『レイシー・ジョーダン少佐の日記から』)
★ハリー・デクスター・ホワイト
ルーズベルト政権の財務次官補で、モーゲンソー・ジュニアとは兄弟分の関係。
日本にアメリカとの戦争を決意させた「ハル・ノート」を起草した。
戦後の経済枠組みを決めた「ブレトン・ウッズ協定」では米国代表を務めた。
後に、ベノナ文書で彼がソ連のスパイであったことが確認された。
★フェリックス・フランクファーター
ハーバード大学教授から、ルーズベルト政権時には最高裁判事に。
彼の言葉に、「ワシントンの真の支配者は姿を見せない」、がある。
ドール氏によると、彼はバルークに次ぐワシントンの影の実力者だという。
彼は、重要な政府職員のほとんどを承認する立場にあった。
ある時ドール氏が反共産主義的発言をしたら、急に不機嫌になったという。
つまり「隠れ」共産主義者だと、ドール氏は感じたという。
★その他
他にも大物がいっぱいいるわけだが、話が複雑になるので割愛する。
ちなみに、ルーズベルトは重度の身体障害者であった。
だから「介護」が必要で、操りやすかったのかも…
もっとも歴代の大統領は、大なり小なり操られていたという説もある。
それに従わなかったならば、ケネディ大統領のようになるとも…
しかし中央銀行FRBも握られ、政府中枢や司法中枢も握られたら、
「操られたルーズベルト」ならぬ、「操られたアメリカ」だったかもしれない。
・FRB: http://www.geocities.jp/untilled/ep46.htm
★★ 操った目的は?
では彼らの目的は何か?
もちろんお金儲けなどもあるだろう。
だがそんなものだけではない。
前項で示した人物たちの共通点は、共産主義者・親ソ連ということだ。
共産主義・ソ連とは普通、資本主義・アメリカと敵対しているのが一般的理解である。
そのアメリカの政治中枢に、共産主義者やソ連のスパイがごろごろいたのだ!
では、アメリカに共産主義革命を起こすのが目的だったのか?
いやそんな動きは、彼らは見せていない。
当時まだ出来たばかりのソ連を援助して、ソ連を強国にしようとしているかにすら見える。
「敵に塩を送る」どころの話ではない。
ちなみに1848年、マルクスが共産党宣言を発表したのが共産主義の始まり。
ドール氏によると、ルーズベルト家系のクリントン・ルーズベルトが、その出版を直接的に支援したという。
つまりルーズベルト家系にそのような共産主義シンパがいたのであれば、
ルーズベルト大統領はもしかしたら、「操られた」のではなく、「同じ穴のムジナ」だったのかも。
さて彼らの目的であるが、今回は読者自身に考えてもらいたい。
参考に、本メルマガの共産主義シリーズをお読み頂ければお分かりになると思います:
http://www.geocities.jp/untilled/ep21.htm
http://www.geocities.jp/untilled/ep22.htm
http://www.geocities.jp/untilled/ep23.htm
http://www.geocities.jp/untilled/ep24.htm
★★ おわりに ★★
さて少し手を抜いた感はあるが、一応今月号を書き上げました。
いつになく、半日でできました。
ちなみに農業社団はまだ完成していません。
ぼちぼち本当の設立に向けて頑張らないと…
個人的には、11月から新たに畑200坪をゲットできる予定。
それは楽しみだけど、金欠病が辛い…(^^)ゞ
「月刊・沈黙の兵器」
★まぐまぐ!サイト: http://www.mag2.com/m/0000150947.html
★発行者のサイト: http://www.geocities.jp/akion200104/
★執筆者のサイト: http://www.geocities.jp/untilled/
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■次号の予定: 真説・歴史観(D): (たぶん、真珠湾)
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