★月刊・沈黙の兵器 第00034号 '07/12/11 ★

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大幅にメルマガの執筆が遅れてしまった。すみません。
 ここまで遅れたのは初めてだ。
 冠婚葬祭が重なり、最近では忘年会が多いのが主な原因でした。どうも…m(^_^)m


★≪北極海の氷


さて、最近なにかと注目されている北極海の氷について。
 次なる写真は、週刊現代の11月10日号に掲載された北極海の衛星写真である。
 白い部分が氷のエリアだが、2002年の写真(右)と較べて、2007年の写真(左)では全体の3割以上が消滅している。


2002年(右)から2007年(左)のたった5年で、北極の氷(白い部分)が大幅減

これらの写真は、氷の消滅が一般的な予測を超えるスピードで進行していることにをビジュアル化している。
 ところがその週刊現代の記事では、『2040年には氷が消滅?』…という控えめな論調であった。
 写真からはどう見ても、加速的な変化も考慮すると、あと5年くらいしかもたないのでは?、と思えるのだが…
 やはり大衆のパニックを考慮して、控えめな論調にせざるを得なかったのかも…

では北極海の氷が消滅したら、どうなるか?
 海面が上昇する?
 しかしもともと洋上に浮いている氷だから海面は上昇しない、という説がある。これは一理ある。
 確実に心配なのは、以前申し上げたが世界中の海流への影響と、溶けた氷による大量の真水である。
 海流は、北極海の氷で海水が冷やされて深層海流となり深海を南下して、それが赤道付近で暖められて黒潮のような表層海流となり北上する。世界全体の海洋が、血液のように循環しているのだ。
 また、溶けた氷による大量の真水は、塩分を含む海水を希釈させて、熱サイクルに影響を与える。
 これらの危惧すべき事態は、海の生態系に大きなダメージを与えるだけでなく、暖流が北上しないため、逆説的ではあるが急速な寒冷化を招くという説がある。映画『The Day After Tomorrow』は、そうした逆説的寒冷化がテーマだった。


★≪熱帯雨林

アマゾンの熱帯雨林が広範囲に消滅して大豆畑になっていることは、以前本メルマガでもお伝えした。
 最近の讀賣新聞にも、次のような記事が載ったのでご紹介します:

■環境途上国(上) 「ブラジル報告」 讀賣新聞・12月5日・一面トップ
  アマゾンの熱帯雨林は二酸化炭素(CO2)の巨大な貯蔵庫だ……温暖化から地球を守る生命線とも言えるが、今、加速度的に縮小している。…(原因は)近年の大豆ブームだ。
 大豆生産地(マットグロッソ州)に入ると、街路沿いに豪邸が立ち並んでいた。…プールもある。
 豪邸の主は「大豆長者」たちだ。毎夜、ステータスシンボルの磨き上げたピックアップトラックでレストランに乗りつける。…
 大豆は、…バイオディーゼルの燃料にもなる。…
 地球上の森林総面積の約4割が熱帯雨林で、その半分近い面積を占めるアマゾンの熱帯雨林。その破壊は地球温暖化を一気に加速させると考えられている。
 アマゾンでは、05年までの10年間に約20万平方キロの森林が消失した。毎年、東京都の面積の10倍がなくなる計算だ。
 (「…」は中略、括弧内は筆者の意訳)

かけがえのない熱帯雨林を失っていくみかえりが、プールつきの豪邸とか豪華なクルマや食事とは、悲しすぎる…
 天にツバする行為とは、このようなことを言うのであろう。
 やがて、大きな負の代償を払うことになることは確実だ。

★≪ミツバチが突然消えた!

複数のメディアが伝えているのでご存知の読者も多いだろうけど、ミツバチの失踪について:

米の謎のミツバチ集団失踪、寄生性の病原菌が原因か
 (時事・2007年05月02日)

 全米でミツバチが巣から突如として「集団失踪(しっそう)」、あるいは大量死する問題が深刻化しており、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究者はこのほど、「容疑者の有力候補」として寄生性の病原菌を検出した。失踪理由は謎に包まれてきただけに、原因解明や対策への糸口として期待される。
 ミツバチ集団失踪は昨秋から「怪現象」として深刻化し、米27州のほか欧州の一部でも確認された。米国内で養蜂(ようほう)家らが飼育する約240万に上る群れのうち、4分の1以上が消失したとの報告がある。


その後TVでは、全米の消えたミツバチは70%以上だ、といっていた。被害が拡大したのか?
 知人のアメリカ人に聞いてみると、何%かはよく分からないが、被害は深刻だという。
 もっともアメリカでは、1960年代と1980年代にもミツバチ集団失踪事件があった。
 しかし今回は過去の2件とは比べものにならないほど広域で、被害も大きいことは確かのようだ。
 同じような現象は、これほど大きくはないが、カナダ、欧州諸国や世界各国でも発生しているという。

さてミツバチがいなくなると何が問題かといえば、農作物への影響だ。
 花から花へと蜜を集めるミツバチのおかげで、多くの植物の花粉が運ばれる。
 ミツバチの受粉に依存する農作物は、
  玉ねぎ、人参、胡瓜、セロリ、ブロッコリー、かぼちゃ、リンゴ、アスパラガス、アーモンド
など数えあげればキリがない。
 間接的には、例えば畜産業にも影響する。
 牛が主に食べるアルファルファという牧草も、ミツバチの受粉に依存している。
 乳製品や牛肉の生産にも大きく影響する、ってわけ。

ちなみに、こういうときに引用される、有名な「アインシュタインの予言」をご存知だろうか。

 If the bee disappears from the surface of the earth,
 man would have no more than four years to live.
 No more bees, no more pollination, no more plants, no more man.
 (訳: ミツバチがいなくなれば植物が受粉できず、人類は4年も生きれない)

 本当に本人の言葉なのか疑う説もあるが、真理を言い当てている。


★≪自然が突然変化するとき

自然界は、あるとき飛躍的に変化する。
 弁証法論理学では、これを「量質転化」という。これは、量的変化(内部エネルギーの増減)がある閾値を超えたときに、質的変化がもたらされる、という科学的観察に基づいている。
 例えば「水=H2O」は、摂氏零度以下が固体、百度以上が気体、その中間が液体。その境界の変化は飛躍的だ。
 原子核を回る電子も内側からL層・M層・N層…の「軌道」があるが、その電子の軌道間の移動も飛躍的に起こる。
 最新の地質学的研究では、温暖期から氷河期、またその逆への移行期間は、ほんの数年以下だったという。

よく専門家やメディアが、『2080年頃にはヤバクなるけど、当面はさしあたって大丈夫』…みたいなことを言うから、「オレの生きている内は大丈夫じゃん」…と無責任に反応する人々が大多数だ。(自分の子どもや孫たちを心配しないのか!)
 専門家の予測は、皮肉にも科学的すぎて控えめ…、だから予測の外れる場合が結構ある
 例えば赤道付近の海洋の温度が上昇したから、いつどんな規模でハリケーンが発生するのか?、しないのか?
 こうした予測が外れたからこそ、予測を超えた大型ハリケーン・カトリーヌで大きな被害を受けたのだ。
 ましてや有史上で未経験の、北極の氷がいつ全て溶けるかなど、誰がどれだけ予測できようか?
 科学は、未経験でデータのない対象には非力であることは、ある意味当り前ではないか。
 また、現在の非常識から新しい科学が生まれることを忘れてはいけない。
 だから例えば10年以内に、地球的規模の質的変化が起こる可能性は……、勿論ゼロではない!
 北極の衛星写真、熱帯雨林の減少、ミツバチの大量失踪など今回の情報から、心ある読者は「感じて」ほしい。
 「オレの生きている内にヤバイかもしれないから、真剣考えてみよう」、って人が、どうか増えますように…


■■■ 環境問題の具体策(2) ■■■

さて、本メルマガ前号で「熱力学」や「熱経済学」を論じたところ、
 ・とてもよく勉強になった
 ・イマイチよく分からなかった
と、感想が二分された。
 後者のご感想は、うまく表現できなかった筆者の責に帰するところである。

そこで、も一度でハッキリ結論だけでも申し上げると:
  「太陽由来のエネルギー以外、熱経済的に使うべきではない!」
ということになる。
 ただし太陽由来であっても、熱帯雨林を切り拓いて大豆を栽培するなどは論外だ。

熱帯雨林や通常の農地を利用するのではなく、
 「使われていない場所に、有効植物を!
を提案したい。例えば:
 ・砂漠地帯にはキクイモを!
 ・海には海藻ホンダワラを!

これらからバイオ燃料を抽出するのだ。
 これらは、成長が早く、肥料も要らず、放ったらかしでも多収穫だ。
 バイオ燃料で価格高騰しているトウモロコシや大豆など、肥料も要るし手間もかかる。
 それに食糧難が危惧されているのに、燃料にまわすなんてもったいない。

植物は、光合成によって太陽エネルギーと二酸化炭素を蓄積する。
 ソーラー発電や風力発電のようにハイテク機材も不要で、環境により優しい。
 成長の早い植物なら、その「エネルギー効率」も遜色ないはずだ。

ちなみに現代科学は、植物がフツーにやっている光合成すら人工的に実現できていない。
 それに光合成は、「負エントロピー機関」であるかもしれない、と筆者は想像している。
 今のところ科学的根拠もないが、生命現象は負エントロピーを実現しているフシがある。
 さもなければ、日々の代謝や生殖、そして遺伝や進化などを説明しにくい。
 現代科学によると、エントロピーは増大するのみで、負エントロピーは存在しないという。
 しかしこれでは、ネズミがピアノの上を飛び跳ねたら、「偶然」ベートーベンを奏でた
 この「偶然」により遺伝子配列が決定され、生命が誕生し、進化してきた…、というのだ。
 こんなこと、簡単に信じられますか?(ところが科学者の大半は信じている)

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次の話題。
 水を燃焼させるエンジンは熱経済的に問題はある、と前号で述べたところ、
  「そうかもしれないが、現状の石油文明よりはるかにマシではないか?」
とのご意見を某読者からいただきました。
 まさに、おっしゃる通りだと思います。
 筆者も、その出現を心待ちにしています。
 実は筆者は、水燃焼エンジン研究家の何人かとお会いしています。
 だが、実現できそうで、なかなかできない、のが実情でした。

ところが某読者は、水燃焼エンジンの開発に成功した!、という会社を教えてくれた。
 兵庫県芦屋市の会社だ:
  http://www.h6.dion.ne.jp/~rikagaku/
 さっそく見学したいと電話したところ、女性が出て「メールでお願いします」と。
 そこでメールを送ったのだが、今のところ1ヶ月以上たつけど返事はない。
 で、……あ、思い出した!
 あれは阪神大震災の少し前に、芦屋の居酒屋で飲んでいたときのこと。
 隣席の数人が、水燃焼エンジンのことを話していたので、訊ねた。すると…
 「ええ開発に成功しました。でも石油メジャーの弾圧があって困っています」
 なるほど…では見せてもらえますか?、ええいいですよ…、そして大震災。
 その後、その会社はずっと不在だった。…ところが今は復帰したということだ。
 今回は特許を調べてみた。しかし少なくとも日本では申請していない。
 またこれといった具体的な技術資料なども、ネットでは公開されていない。

石油メジャーの弾圧から逃れる一番いい方法は、公開してしまうことだ。
 「人類の為になればいい。金儲けではない(本人弁)」なら、なおのこと。
 そんな不満と疑惑をつのらせていると、なんと ニュージーランドにあった!
 ニュージーランド人で、具体的な技術やデモビデオまで公開している。
 米国特許も取得している:
  http://www.waterpoweredcar.com/archiepatents.pdf
 しかし特許を取ったからといって、それがホンモノである保証はない。
 ただ技術を公開しているので、資金があれば追試験をしてみたいところだ。
 だれかスポンサーはいませんか? v(^^;


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★★ 経済至上主義を止める? ★★

例えばどっかの商店街で「たこ焼き」を買うとしよう。(筆者の好物…(^_^;)
 すると例えばたった7個のたこ焼のために、発泡スチロールの舟(容器)、ビニール袋、輪ゴム、割箸などがゴミとなる。
 これら前者2つは石油由来で生分解できず(要する土に戻らない)、後者は森林破壊につながる。
 生分解可能な植物由来プラスチックは既に開発されているのに、コストが高いという理由で利用はごく僅かである。
 利用されないとコストは高いままだから、悪循環である。
 たこ焼き屋さんも、価格の高い容器を使うより、安いものを使わざるを得ない。

一方では、やれゴミを分別しなさいとか、ゴミを少なくするようにとか、なにかとウルサイ…
 ・なら最初からゴミにならないように、過剰包装の方をなくす
 ・ゴミ分別が不要な、石油由来でない生分解性のものを使う
  (価格が高いなら定着するまで補助金を出す。ダイオキシン発生源の石油由来より結局安価)
 など、小学生でも分かることを、何故やらないのか?、と疑問に思うでしょう。
 でも普通は、これが資本主義だから仕方ないか…、とあきらめてしまう。
 でもこのままでは、地球環境が危ない!
 しかしながら、はたらけど はたらけど猶わが生活楽にならざり…(啄木)
 地球環境も大事だけど、目の前の生活が危ない!

こうした疑問を探求すべく、本メルマガが存在したのです。
 普通の環境運動家がいうような、ゴミ分別やマイお箸など、枝葉のことである。
 その幹を知り、そのルーツを訪ねなければ、疑問は解決しない。

そして、まだまだ至らないながらも、本メルマガ全体を通読し理解してもらえれば、全体像がぼんやり見えてきたはずだ。
 そこで今回、全体像のルーツから幹まで、箇条書きで「まとめ」てみた。
 なんと無茶苦茶な、たったの10箇条だ。
 とてもこれくらいでは、表現できるものではない。
 そこでこの項目はメルマガ何号参照、などとリンクを作成しようかとも思ったが、やめた。
 やはり全体を読んで、全体として理解してもらってこそ、この10か条の意味があるからだ。
 本メルマガとりあえずのまとめ10か条を、次に示します:

≪経済至上主義(=環境破壊の主原因)が出現した背景≫

 ・旧約聖書には、自然支配思想がある (=西洋思想、対して東洋は自然融合思想
 ・旧約聖書には、異教徒への差別思想がある (逆に言えば、自分達への選民思想
 ・旧約聖書には、主たる神エホバと「契約」した民こそが、世界支配すべしとの思想がある
 ・宗教改革で、「利潤追求は神の意思に反せず」と思想変化して、資本主義が発達する
 ・利潤追求には「金融」が最も効果的である故、非キリスト教徒(=ユダヤ教徒)が主役に
 ・その結果として、史上最大の詐欺=「紙幣」も発達 (現代では銀行口座の数字に
 ・その結果として、史上最大の国際金融帝国が出現して、「赤い楯」一族が超巨大勢力に
 ・金融により世界を支配する戦略には、人々を「経済至上主義に誘導」することが必要
 ・そのための最大の武器は、「マネー」と「情報」である (=沈黙の兵器!)
 ・彼らが支配する資源(石油や原子力)への依存を高め、軍産複合体は経済の必要悪に



次に、この10箇条を一応なんとか受け容れてもらったとして、その具体的解決策は:

≪経済至上主義(=環境破壊の主原因)を解決する具体策≫
 
 ・マネーの虚構や、中央銀行の虚構に人々が気付き、国会がマネーをコントロールする
 ・世界支配を企てる国際金融帝国の存在に人々が気付き、バーチャル経済を廃する
 ・情報がコントロールされていることに人々が気付き、真のジャーナリズムを構築する
 ・太陽由来のエネルギーを主軸にすべきこと、またそれが可能なことに人々が気付く
 ・自然は支配するものでなく、自然と融合すべきという思想を、多くの人々が受容する
 ・具体的には、自然支配思想と対照的な、不耕起自然農法などの技術を普及する
 ・具体的には、本来の日本人的な価値観、自然を愛し和を尊ぶ精神を世界に広める
 ・ダーウィン主義は弱肉強食だとの誤解をただし、選民思想や歪んだ経済戦争をなくす
 ・聖書にあるハルマゲドン思想(世界最終戦争)の無益さに、該当する人々が気付く
 ・軍産複合体が意図的に戦争をクリエイトしている現実を、多くの人々が気付く


だが実は、どれひとつとして、簡単に実現可能なものは、ない!
 しかも、仮に万一実現できたとしても、次なる大きな障壁が存在する。
 つまり金融帝国(=真犯人)による「経済至上主義への誘導」」の結果、
   既に多くの人間の欲望に、火が点いてしまった!
 という現実が存在することを、残念ながら認識しなければならない。
 人間の最大弱点である「欲望」に火が点いたのだから、事態は更に深刻なのだ。
 これでは、
  「真犯人から放火ツール(=「マネー」という沈黙の兵器)を奪っても、
   さらには万一、真犯人が改心して(=世界支配思想を改めて)も、
   火そのものは、なかなか鎮火できない
 ということを意味している。

では、どうしたらよいのか?
   「どうすることも出来ない」、が論理的な結論
 である。
 つまり、もやは「引き返せない臨界点」(The Point of No Return)を超えている。
 もっとも科学者が皮肉にも科学的過ぎるために誤謬を犯すように、
 論理的なものが常に正しいとは限らない場合がある。
 そうであることを祈りたい気持ちだが…

その可能性として、少し見方を変えてみよう。
 つまり、この大いなる現代文明の「つまづき」は、
   人類への教育的指導ではないか?
 という仮説である。
 誰が指導してまんねん?、…なんて野暮な質問はさておき、
   ここまで増長した人類には、一発ど頭ガツン!
 が必要とは思いませんか?

そのために現われた「必要悪」の権化が、彼ら金融帝国ではないか?(仮説)
 彼らに与すれば、目先(現世)の欲望は叶えられる
 彼らは世界の富と権力をほぼ支配しており、しかも悪魔的だ。
 なぜなら、彼らの富は、「自然支配思想」に由来しているからだ。
 それは「自然から収奪する思想」であり、そのことを「悪魔的と定義」する。
 彼らは、例えば「聖なるアマゾン」を伐採して、大豆畑にすることを容認する。
 彼らは、例えば「代替エネルギー」を弾圧して、石油依存を維持しようとする。
 彼らは、911テロのような陰謀を実行し、目的のためなら手段を選ばない。

われわれ現代人は今、悪魔からの誘惑を受けているのではないか?(仮説)
 釈迦もイエスも、40日の断食の後、悪魔から世界支配への誘惑を受けた。
 もちろん彼らは、悪魔の誘惑を断ったが…
 今は、われわれ一人一人が試されているのかも…?(卒業試験?)

不謹慎ながら、筆者は時々思ってしまう。
 肉をむさぼり、たかがゴルフのために山野を破壊し…
 しかもそれに何の問題意識も感じていない…
 そんな人間どもは滅びてしまえ!…と


★★ 終わりに ★★

ちなみに環境問題の本質は、人口の増え過ぎ、とのの意見がある。
 それは一面として正しい、と思う。
 でも筆者のイメージする自然と融合した世界なら、現在の2倍の人口でもOKと考える。
 例えば筆者のように菜食で、1日2食なら軽々OK…!
 その他いろんな意味で、適正な人口を自然と維持することが可能だろう。

さて、「環境問題の具体策」という題目から、なにか解決策を示すのかと期待された読者がおられたら、お詫びしたい。
 確かに「具体策」は示したけど、実現不可能ならどうしようもない。
 目的は、大いなるカタストロフィーの後、同じ過ちを犯さないように!、という「未来へのメッセージ」です。
 近い将来、人の欲望の炎は、自分自身をも焼き尽くすであろう。
 筆者の視点は、その先にあった……


【Repeat Messages】
●日本が800兆円の負債? ちょっと待った! 日本は世界一の債権国だぞ! 外国からの負債はない!
  では日本の負債の債権者は誰だ? それは日銀とその子分の金融機関だった! ★参照: ep1
●日銀は株式会社であり国の機関ではない。(その証拠にURLは私的機関を示す「or.jp」だ)
  日銀を国有化して、政府と国会が信用創造せよ! ★参照: ep2
●バブルとその崩壊は、日本を構造改革するため意図的に創られたのだ! ★参照: ep6, ep7
●聖書における天地創造の神はエホバ(ヤハウエ)ではない。天地は神々(エロヒム)により創られた、とある。
  アダムとイヴだけが最初の人類ではない。他の神々が創った人が存在した? ★参照: ep13

「月刊・沈黙の兵器」
★まぐまぐ!サイト: http://www.mag2.com/m/0000150947.html
★発行者のサイト: http://www.geocities.jp/akion200104/
★執筆者のサイト: http://www.geocities.jp/untilled/ (←バックナンバーが見やすいよ)

■次号の予定: 未定
■筆者へのご意見ご感想は: tin_moku@yahoo.co.jp メールチェックはあまりできませんが、よろしく…

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