★月刊・沈黙の兵器 第00030号 '07/07/31 ★

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先日、中小企業の社長など10名ほどの前で講演をした。
 レストランで、ディナーを食べながらビールを飲みながらのリラックスムードの中での講演です。
 内容は、本メルマガ第1号〜8号で特集したような内容、つまり:
●日本が800兆円の負債? ちょっと待った! 日本は世界一の債権国だぞ! 外国からの負債はない!
  では日本の負債の債権者は誰だ? それは日銀とその子分の金融機関だった! ★参照: ep1
●日銀は株式会社であり国の機関ではない。(その証拠にURLは私的機関を示す「or.jp」だ)
  日銀を国有化して、政府と国会が信用創造せよ! ★参照: ep2
●バブルとその崩壊は、日本を構造改革するため意図的に創られたのだ! ★参照: ep6, ep7
…を中心に話しました。
 人数も少ないので最初に、「日本の負債の債権者は誰?」 と皆に質問してみた。
 そしたら、一人を除いて、知らないという。
 お、これは、真実を知ったらかなり反響があるに違いない…。
 そう思って、客観的なデータを示しながら1時間以上、一生懸命話したところ…
 ……ほとんど反応無し…、というかどうも本質が伝わっていない。
 まだ学生に話してる方が、伝わっている。
 どうも、人生経験豊富な年代の方々の「世界観」を変えて頂くには、筆者は役不足だったようだ。

そうしたフラストレーションを抱えながら、ふと次のように思った。
 本メルマガの読者なら、どうだろう?
 本メルマガのような「マニアック」な内容を購読して下さっているのだから、土壌はあるはずだ…。
つまり、
 筆者は、ご依頼頂ければ、交通費などの実費だけで、どこへでも話に参じます。
 生来のクチ下手ですが、一生懸命に話します。
 ご興味を持たれた方は、コンタクトくださいませ。


■■■ 黙示録の世界(2) ■■■

さて前回は、「反キリスト666とバーコード」や、「映画マトリックスの真実」などについて話しました。
 本メルマガの「マニアック」な読者なら、既にご存知だったかもしれない。
 しかしご存知でなかった方々には、どれほど「現実味」をもって感じてもらえたか、不安があります。
 日本人の宗教観からは解りにくいけど、しかしこれは現実の話なのです。
 そして黙示録の世界観は、現実のイラク戦争や、アメリカ大統領の選挙まで、大きな影響を与えているのです。

日本人の歴史観は、歴史は巡るもの、らせん状に発展していくもの、といったイメージですね。
 でも、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教の歴史観は違います。
 歴史は、神の天地創造から始まって、「神の計画」で動くもの、と捉えるのです。
 始まりがあって、神の計画によって、神の目的まで、直線的に進んでいくというイメージ…。
 だから歴史を英語では、「his」プラス「story」、つまり「history」というのです。
 つまり「his」とはここで、「神の」という意味です。
 歴史とは、「神のストーリー」なのです。
 断っておきますが、それが学問的に本当の語源かどうかは知りません。
 ただ、多くの人がそれが語源である思っていることが重要です。

今回はハルマゲドンを中心に話します。
 ただし、もう既にご存知の方々も多いと思う。
 でも確認の意味で、読んで頂きたい。

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★★ ハルマゲドン ★★

この「ハルマゲドン」(Hを発音せず「アルマゲドン」という場合もある)は、新約聖書・ヨハネの黙示録・第16章の次の言葉からきている:


第六の御使が、その鉢を大ユウフラテ川に傾けた。すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、かれてしまった。
 また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。
 これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。……三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンという所に、王たちを召集した
 第七の御使が、その鉢を空中に傾けた。すると、大きな声が聖所の中から、御座から出て、「事はすでに成った」と言った。すると、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが起り、また激しい地震があった。それは人間が地上にあらわれて以来、かつてなかったようなもので、それほどに激しい地震であった。

』 (日本聖書協会訳・以下同)

これが「世界最終戦争の預言」だというのだ。
 本当はどうであれ、キリスト教原理主義者をはじめ、そう信じている人があまりにも多いのである。
 ちなみに「ヘブル語でハルマゲドン」とは、「メギドの丘」(ハルとは丘)という意味で、イスラエルに実在する。


メギドの丘の位置

この「メギドの丘」に、筆者は実際に行ってみたが、入口の観光案内板にはハッキリと、
  「この地で、世界最終戦争が戦われます」
と英語で書かれてあった。

実は、この世界最終戦争は、いくつかの他の聖書の記述とセットで考えられている。
 例えば旧約聖書・エゼキエル書・第38章である:


主なる神はこう言われる、メセクとトバルの大君であるゴグよ、見よ、わたしはあなたの敵となる。……彼らはみな武具をつけ、大盾、小盾を持ち、すべてつるぎをとる者で大軍である。ペルシャ、エチオピヤ、プテは彼らと共におり、みな盾とかぶとを持つ。……多くの日の後、あなたは集められ、終りの年にあなたは……みな安らかに住んでいる。それゆえ、人の子よ、ゴグに預言して言え。主なる神はこう言われる、わが民イスラエルの安らかに住むその日に、あなたは立ちあがり、北の果のあなたの所から来る。多くの民はあなたと共におり、みな馬に乗り、その軍隊は大きく、その兵士は強い。
 あなたはわが民イスラエルに攻めのぼり、雲のように地をおおう。ゴグよ、終りの日にわたしはあなたを、わが国に攻めきたらせ、 ……その日には必ずイスラエルの地に、大いなる震動があり……山々はくずれ、がけは落ち、すべての石がきは地に倒れる。


少し解説をしなければいけない。
 「メセクとトバルの大君」とは、ロシアであると考えられている。
 なぜなら、ロシアの首都はモスクワでメセクと発音が似ているし、トバルとはロシアの西シベリアにあるトボルスクである、というのだ。
 しかもその場所はイスラエルからみて、「北の果」であることも一致しており、ロシア以外には考えられない、というわけだ。
 さらにペルシャ、つまり現在のイランが、イスラエルやアメリカと敵対している現状とも一致する。
 また、西暦70年にイスラエルがローマに滅ぼされてから、「多くの日の後」の西暦1948年にイスラエルが建国され、「あなたは集められ…安らかに住んでいる」現状とも一致する。
 『こんなにも現代と一致することが、今から2500年以上前のエゼキエル書に書かれているとは、偉大な神の預言に間違いない!』
 …と信者は考えるわけですね。

もう一つ例を出しておこう。
 ヨハネの黙示録・第9章である:


ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。「大ユウフラテ川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ」。
 すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。
 騎兵隊の数は二億であった。わたしはその数を聞いた。
 そして、まぼろしの中で、それらの馬とそれに乗っている者たちとを見ると、乗っている者たちは、火の色と青玉色と硫黄の色の胸当をつけていた。そして、それらの馬の頭はししの頭のようであって、その口から火と煙と硫黄とが、出ていた



先ほどのヨハネの黙示録16章と合わせて読んでほしい。
 「日の出る方から来る王たち」が、「大ユウフラテ川」(現在のイラクjを流れる)を渡って、「その時…」攻めてくる。
 その「騎兵の数は二億」である、というのだ。
 そんな巨大な数の軍隊で、イスラエルから見て「日の出る方から来る」ことができるのは、中国(とイラン連合軍)しかないではないか?
 「火の色と青玉色と硫黄の色の胸当」とは、中国の国旗および軍服の迷彩色のイメージと一致する。
 その騎兵が乗っている「馬」は、「その口から火と煙と硫黄とが、出ていた」という表現は、現代の「戦車部隊」そのものではないか?

以上をまとめると、
 『世界最終戦争では、ロシア・イラン・中国などの連合軍が、メギドの丘を目指して攻めてくる
……ということになる。
 また念のためにいいますが、この「預言」が本当に実現するかどうかが問題ではない。
 そう信じている人々があまりにも多い、ということが問題なのだ。


★★ イラク戦争とブッシュ再選 ★★

では、ハルマゲドンの終末思想から世界を見ると、どのように映るであろうか?
 時間を、2004年のアメリカ大統領選挙に戻してみよう。
 このころ、イラクでアメリカ軍を狙った攻撃や自爆テロが絶えず、死者は湾岸戦争の1000名を上回った。
 また、イラクが隠し持っていると主張していた大量破壊兵器が見つからず、イラク戦争に対し国民は懐疑的になっていた。

しかも二期目再選をねらうブッシュ大統領には、黒いウワサが囁かれていた:
 ・2001年の911テロは、事前にブッシュは知っていた。またはウラで関与していた…?
  (参考サイト: 911真相究明国際会議→ www.wa3w.com/911/index.html
 ・2003年3月に始まるイラク戦争は、石油利権や軍産複合体の利益のためではないか…?
  テロの首謀者とされるビンラディンも実はグルで、アルカイダも捏造された架空の組織かも…?
  (参考サイト: 週刊アカシックレコード050731→ www.akashic-record.com/y2005/bbcbom.html

そのうえ2004年5月、マイケル・ムーア監督が作った映画「華氏911」が大人気となった。
 911にはサウジアラビア当局が関与していたのに、サウジと親密なブッシュ大統領はそれを隠そうと試み、米国民の目をそらすためにイラク戦争を始めた、という内容の映画だ。
 この映画はカンヌ映画祭で受賞したうえ、上映が始まるとドキュメンタリ映画としては史上最高の興行収入を記録した。
 多くの人がこの映画を見てブッシュに騙されていたのではないかと感じ、11月の大統領選の結果を変えることになるかもしれない、と指摘された。
 (参考サイト: "Moore film 'could bring down Bush"→ www.theage.com.au/articles/2004/05/17/1084783455987.html

こんな「絶体絶命のピンチ」にもかかわらず、なぜブッシュが再選されたと思いますか?
 それはなんと、映画「パッション」と、テレビ伝道師の存在があったからなのだ!
 は〜ぁ?、なんのことぅ〜ぉ?
 最初に言ったでしょ?、ハルマゲドンの終末思想から世界を見た結果なのである。

まず、映画「パッション」について説明しよう。
 原題『The Passion of the Christ』で、映画「華氏911」と同時期のアメリカ映画です。
 監督は、メル・ギブソン。出演する俳優は、すべてアラム語とラテン語で話し、英語の字幕がでるという異色ぶり。
 The Passionとは、「キリストの受難」という意。イエス・キリストが十字架に処刑されるまでの12時間を描いた映画だ。
筆者もその頃この映画を見たが、十字架に架けられる前、イエスがムチで打たれるシーンがかなり長時間続く。
 ムチといっても、金属製のトゲトゲがついた極めつけで、イエスの皮膚が破れ血が飛び散る…悲惨なシーンだ。
 目を覆いたくなるシーンの連続である。
 小学生連れの若いお母さんは、途中で見るのを止めて映画館を出てしまったくらいだ。
日本では酷評だったこの映画は、アメリカでは「華氏911」を上回る観客数を動員した。
 ドキュメンタリ映画としては「華氏911」は史上最高だったが、「パッション」はこの上をいったのだ。
 多くの人が「パッション」を見て、『感動して涙が溢れた』と述懐している。
 このことで、多くのアメリカ国民が、「キリスト教原理主義」的な傾向を強めた。
 (参考サイト: "Graham Reviews 'The Passion'"→ www.lifesite.net/ldn/2003/nov/03112604.html

次に、テレビ伝道師について説明しよう。
 最近はほとんどのアメリカ人が、日曜日に教会へ行かなくなった。
 代わりに、テレビで伝道師の説教を聴くのが一般的である。
 日曜ともなると、視聴率は30%を超えるという。
 そのテレビ伝道師の多くが2004年頃特に曰く:
  『このイラク戦争は、神の預言ハルマゲドンの始まりで、神の計画だ』、…と。
 戦争がキリストの意思であり、キリスト再臨の条件だ、というのである。
 日本人からみると、狂っている…の世界である。
 (参考サイト: "EVANGELIST BUSH" → bushwatch.net/evangelist.htm
  "TV Evangelist Hagee Wants War"→ www.lewrockwell.com/barnwell/barnwell73.html)       


ブッシュ再選はキリスト熱?

ちなみにブッシュ大統領は、百科事典ウィキペディアによると、
  『1985年にビリー・グラハム牧師と出会って以降、その当時患っていたアルコール依存症をローラ夫人の支えもあって克服し、現在では敬虔なクリスチャンとして知られている。ブッシュは、キリスト教右派の勢力を積極的に支援しており、彼自身もキリスト教右派であると考えられている。』
 彼は歴代アメリカ大統領のなかでも最も「マジメ」な大統領で、毎朝早朝5時には起床して聖書を読み祈るという。

映画「パッション」が上映されてキリスト熱が高まり、一方ではテレビ伝道師がイラク戦争を正当化する。
 敬虔なクリスチャンというイメージのブッシュ大統領は、そうした空気のなかで再選を果たしたのだ。
 また彼は、「歴史=神のストーリ」を創造する使命感をもっていたし、国民も彼をそう見做したのだ。
 イラク戦争が国益に反しようと、911テロが政府の陰謀であろうと、「宗教的信念」が優先して、目をつむったのだ…。


★★ 黙示録の「偽せ」ユダヤ人 ★★

筆者にはユダヤ人の友人・知人が何人もいる。
 当然ながら、彼らはごくフツーの地球人である。
また一口に「ユダヤ人といっても、本メルマガ第19号で述べたように、2つに大別される:
 ・スファラジーユダヤ人 (東洋系の顔で、血統的なユダヤ人)
 ・アシュケナジーユダヤ人 (白人系の顔で、ユダヤ教徒であるが血統的には無関係)

今回は、ヨハネの黙示録にでてくる「偽せ」ユダヤ人について少し言及したい。
 黙示録・第2章には、次のような記述がある:


初めであり、終りである者、死んだことはあるが生き返った者が、次のように言われる。……
 ユダヤ人と自称してはいるが、その実ユダヤ人でなくてサタンの会堂に属する者たちにそしられていることも、わたしは知っている。


つまりサタンの会堂に属する「偽せ」ユダヤ人が存在する、というのである。
 ここで「サタンの会堂」の部分は、英語訳では「a synagogue of Satan」となっているから、
   「会堂」とはシナゴーグ、つまりユダヤ教の教会や礼拝堂のこと
ということになる。(ジーニアス英和辞典)
 では、ユダヤ教の教会がすべてサタンのものかというと、「a」がついているから当然違う

一方「the synagogue」なら、「ユダヤ教徒の会衆、集まり」の意である。(ジーニアス英和辞典)
 黙示録・第3章には、「サタンの会衆に属する者」という表現がでてくる。
 英語訳では「those of the synagogue of Satan」で、サタンのユダヤ教徒の集まりという意味になる。
 では、ユダヤ教徒の集まりがすべてサタンのものかというと、「all of 〜」でないから違う

なにを言いたいかというと、かつて黙示録のこれらの表現のために、善良なユダヤ教徒が迫害されてきたからだ。
 そして「ユダヤの陰謀」などといって、ユダヤ教全体を悪魔教と見做す人々すらいるのだ。
 ユダヤ教全体が、悪魔教であるはずがない。
 だが黙示録は、その逆は言っている。
   ユダヤ教徒の「一部」に、悪魔集団がいるのだと…
ただし、話は今まで見てきたようにヤヤこしい…
 その「偽せユダヤ人による悪魔集団」は、ハルマゲドンに人類を導くための「必要悪」なのだ。
 つまり911テロやイラク戦争を演出した陰謀を糾弾することは、神の意思に背くのである。
 欧米において、いろんな巨悪への糾弾が尻切れトンボとなる理由の一つではないか?
 スター・ウォーズ顔負けの構造であって、むしろスター・ウォーズは現実をモデルにしている。

ちなみに、イラク戦争へと扇動した表舞台の立役者は、なんといってもブッシュ大統領である。
 では「必要悪」側のユダヤ教の「一部」との、接点はないだろうか?
 一般にも報道された写真をお見せしよう。


ブッシュ大統領: ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」で祈る(左)、ユダヤ教会でメノラにローソクを(右)

左の写真は、エルサレムにあるユダヤ教の聖地「嘆きの壁」にて、神妙な顔つきで祈るブッシュ大統領だ。
 頭には、ユダヤ教徒を示すキッパという帽子をかぶっており、ユダヤ式の祈り方である。
右の写真は、ユダヤ教会らしきところで、ユダヤ式燭台メノラにローソクを奉げようとするブッシュ大統領だ。
 メノラの真ん中には、イスラエルのシンボルであるダビデの星が飾られている。

もっともこれらの写真は、イスラエルに行った時にたまたま外交辞令でとった行動のスナップかもしれない。
 よく見れば、キッパもちゃんとフィットしていないから、一時的に入手したものかもしれない。
 またアメリカでは、テレビ伝道師の多くはユダヤ教徒かと思うような説教が多いので、抵抗がないのかもしれない。
 アメリカとイスラエルは、同盟国をはるかに超えた関係だから、これでいいのかもしれない。

しかしブッシュ大統領は、聖書をよく知っているのであるから、ハルマゲドンも偽せユダヤ人のことも知っている。
 自らが「神の計画」としてのイラク戦争を指揮する中で、どういう気持ちで何を祈ったのだろうか?
 テレパシーの能力がある方は、彼の想いを写真から感じてみてくださいね。
 彼自身が偽せユダヤ人だったりして……。


★★ 終わりに ★★

どこまで納得して頂いたか不安だが、
  『黙示録の世界最終戦争を信じて、それを実現しようとする存在』
があることは、事実と認識して頂けただろうか。
 そもそも環境破壊の極めである戦争、それも世界大戦を期待するのであるから、ブッシュ大統領からみれば京都議定書なんて、お勉強はできるが「神の計画」も理解できないガリ勉の優等生が考え出したシロモノと映ったに違いない。
 アメリカが京都議定書に加盟しないはずである。

さて前号でも触れたように、ヨハネの黙示録はいつから存在したのだろうか。
 黙示録は、ゾロアスター教の善悪二元論の影響を受けているとの説もある。
 少なくとも宗教改革で有名なマルティン・ルターは、黙示録を聖書から排除したようだ。
 いずれにせよ、宗教の影響力は大きいものですね…。
次回は、また環境問題にもどって、その本質を考えてみたい。


【Repeat Messages】
●日本が800兆円の負債? ちょっと待った! 日本は世界一の債権国だぞ! 外国からの負債はない!
  では日本の負債の債権者は誰だ? それは日銀とその子分の金融機関だった! ★参照: ep1
●日銀は株式会社であり国の機関ではない。(その証拠にURLは私的機関を示す「or.jp」だ)
  日銀を国有化して、政府と国会が信用創造せよ! ★参照: ep2
●バブルとその崩壊は、日本を構造改革するため意図的に創られたのだ! ★参照: ep6, ep7
●聖書における天地創造の神はエホバ(ヤハウエ)ではない。天地は神々(エロヒム)により創られた、とある。
  アダムとイヴだけが最初の人類ではない。他の神々が創った人が存在した? ★参照: ep13

「月刊・沈黙の兵器」
★まぐまぐ!サイト: http://www.mag2.com/m/0000150947.html
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■次号の予定: 環境問題の本質
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