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筆者が、近未来の人類の危機を救うアイテムの一つを考えている、キクイモの成長が始まった。
今月13日に畑に行ったときに芽を出し始めたなと思っていたら、2週間後の27日には背丈50cmを超える成長ぶりである。
またしても“前置き”が少し長くなってしまった。
前号を簡単におさらいしてみよう。
★地球環境が今のようにかなりヤバイ状況になった背景には、現代社会を席捲する西洋文明の「自然支配思想」にある。
★その自然支配思想の根底は、旧約聖書にある。(新約聖書は反対に自然主義的思想)
★宗教革命によるプロテスタント(新教)により、お金儲けは神の意思に反せずという思想が受容され、産業革命の背景を形成。
★その産業革命は、スエズ運河建設に代表されるように、金融資本家の介入なくして実現できなかった。
★その金融資本家のダントツの代表格が、われらが「赤楯」一族である。
★世に言う「シオン賢者の議定書」の作者が、赤楯一族であるとの仮説は、状況証拠的に合理性がある。
そしてシオン議定書には次のようにあった:
『人々の脳裡から神なるものゝ観念を奪ひ取り、其の代りに個人主義的打算的利欲と肉体的享楽主義的欲求とを植え付けねばならぬ。人々が之に気付かぬやうにするには、彼等を商業と工業方面に指導せねばならぬ』
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★★ 工業化を推進したもの ★★
産業革命以来、工業化に次ぐ工業化、戦争に次ぐ戦争、商業や投機の高度化が進んできた。
そして人々の心が、個人主義的・打算的で享楽主義的になってきたのも事実である。
果たしてこれらは、すべてが自然の流れ的にそうなったのだろうか?
シオン議定書では、意図的に商業と工業の方向に誘導しようと言っている。
でも、言うのは簡単である。
果たして赤楯一族の影響力で、そんなことが可能だったのか?
それにもし可能だったとしたら、赤楯一族は商工業を発展させた功労者なのか?
産業資本家が資金を必要とする。資金の需要があるから、赤楯一族のような金融資本家がその資金を供給する。
一見、資金を必要とした方が原因で、その資金を供給する方が結果であるから、銀行家は社会に大きな影響を与えることができないように思える。
原因のないものに、結果は生じない。
だから銀行家は、あくまで産業の補強的な役割である。
……現在の経済学の一般的な考え方だ。
確かにこれは真理である。しかしそれは「一面の真理」なのだ。
いや、この一面の真理にダマされていると言った方が正しいかもしれない。
現在の経済学は、意図的に歪められているのだ。
実際はこうだ:
資金の需要は常にある。しかもその全体量は莫大だ。
すると、銀行家は借り手を選別することとなる。
個別の企業を選別するだけではない。どの業種にどれだけの資金を供給するかも、銀行家なら可能だ。
これを信用統制という。(広辞苑や百科事典マイペディアにこの言葉がないことに気付いた)
例えば、人々を享楽主義的にしようとすれば、それを助長するような産業や企業への貸付を増やせばよい。
1980年代の日本では、日本銀行が一般銀行への「窓口指導」を通じて、特に不動産業界へ集中的に貸し出して、意図的にバブルを引き起こしたものであることは、本メルマガ第5号などで述べた。(推薦本に、ヴェルナー著・草思社「円の支配者」
があるので是非お読み下さい)
ましてや赤楯一族は昔から、スエズ運河購入でイギリス国家に資金を貸し付けるような超大物金融資本家である。
その信用統制力は絶大であろう。
表舞台は松下やトヨタのような産業資本家であるが、銀行家は裏舞台で全体を統制しているのだ。
旧約聖書には、借り手は貸し手のしもべとなると書いてある。
さらに赤楯一族は、世界規模の閨閥ネットワークを持っている。
世界規模で本業の金融関連だけでなく、石油、原子力、鉱業、重工業、マスコミ、軍需産業など、ほとんどの産業分野だ。
政財界も、欧米だけでなく中国(上海や香港)など全世界にネットワークが存在している。
それだけではない。世界最強の英国諜報部MI6やイスラエルのモサドなどの中枢にも食い込んでいる。
スポンサーをしている世界最強の秘密結社イルミナティの下部組織であるフリーメーソンは、世界中にロッジがある。
世界中にあるカトリック教会の総本山ヴァチカンは、もう100年以上も前から赤楯一族が金融支配している。
もし根気に自信ある読者がいたら、広瀬隆著・集英社「赤い楯」をお読み下さい。赤楯一族のスゴさが分かる。
★★ 石油中心の文明 ★★
赤楯一族のそれほどの実力にまだピンとこない人も多いだろうが、仮にそれを認めたとしても、赤楯一族は商工業を発展させ、人々の暮らしを便利で快適なものにした功労者ではないの?
それも一面の真理である。
その「動機」を思い出して頂きたい:
『人々から神の観念を奪って打算的で享楽主義的にする。人々がこれを気付かぬようにするため、商工業に誘導する』、という不純な動機であるから、人々のためになるような商工業の発展というものではない。
不純な動機からは、たいてい不純な結果が生じる。
その結果、彼らが手掛けていたエネルギーである石油が中心の文明になってしまった。
先述の「信用統制」により、石油関連業種を中心に発展してきた、という意味である。
クルマを動かすガソリンや軽油はもちろんのこと、火力発電所には重油、暖房には灯油、医薬品も石油由来の化学薬品、農業も石油由来の化学肥料や農薬、衣類も石油由来の化学繊維、住まいには石油由来の合板、その他プラスチック製品をはじめ、
現代文明は油上の楼閣
となってしまったのは、決して偶然ではない。
石油以外のエネルギーとして原子力発電があるが、原子力産業を牛耳っているのはフランスの赤楯一族であって、石油同様多くの環境問題を抱えている。
では、石油や原子力に頼らなかったならば、文明の発展は無かっただろうか?
それも一面の真理である。
ここでは詳しく触れないが、100年近く前から超科学マニアの間では有名な、アメリカのテスラコイルや、イギリスのサールのメビウス磁気動力、その他に水を燃焼させて動く自動車など、伝説のクリーンエネルギーが存在していたが、イギリスのサールの例では或る日突然研究所が何者かによって襲撃破壊されて本人も行方不明になるなど、弾圧を受けて社会から消えていった、というのである。
そんなトンデモ本に出てくる話を筆者がマトモに信じているかと言うと、実は90%以上信じていない。
例えば10年ほど前に東京の某発明家が考案した永久磁石を組み合わせた永久回転装置は、日本や米国の特許にもなり、しかも日本の特許庁の発明大賞にも輝いた。そしてその装置がいつまでも回り続ける様子は、CNNテレビで世界に配信された。NHKでも報道したらしい。そこで筆者らも作ってみようということになって製作してみた…が、数分程度しか回り続けないのである。その後、たまたまその発明家の元側近と知り合って聞いてみたところ、デモンストレーションをする時には秘密の場所に巧妙に電池とモーターが隠してあり、それで回転しているのだと言う…。要するにイカサマだったのだ!
他にも筆者が製作して実験したものに、MEGという装置がある。ゼロ磁場を利用して超効率発電をする、要するにフリーエネルギーである。これも米国特許を取得している発明だ。これも苦心して製作してみたが…、思うように発電しない。筆者の製作に問題があるのか、それともこれもイカサマなのかは今のところ判明していない。発明者がアメリカにいるので、筆者としては裏付け調査がやりにくいからだ。
その他にも、筆者が製作まではしなかったものの、実際に現地へ行って発明者と会ったりして色々検証して、結局インチキだったり実現困難だと判明した自称「クリーンエネルギー」装置は5〜6点ある。
ちなみに念のために説明しておくと、特許がおりているからといってホンモノとは限らない。特許は新規性のある技術だという意味であり、インチキかどうかまでの検証は行なっていない。ましてや特許庁の発明大賞に輝いたインチキ発明すら存在するのだから…。
では、やっぱり石油無しには文明の発展は無理だったのか?
いやそんなことはない。
最近よく引き合いにされる太陽光発電や風力発電、潮力発電や地熱発電など、技術はまだ未熟とはいえ百年前からあったし、例えば石油で動く自動車が発明されるよりも以前に、いや少なくとも同時期に電気自動車も発明されていた。
ただそれらは「無視」(ほぼイコール信用統制によって除外)されるか、最悪「弾圧」される一方、石油や原子力の研究と利用はダントツ「優遇」(ほぼイコール信用統制で優遇)されてきただけなのだ。
その実例をトンデモ本の類に探すのはたやすいが、話の信頼性という観点から、筆者の身近の体験から2例ほど紹介しよう。
まず「無視」された例として、40年近く前に京都府で発明された、「トイレのメタンガス利用システム」がある。当時の「汲み取り式」トイレは排泄物を地下のタンクに溜めていたので、タンク内にメタンガスが発生する。それを利用すれば、標準の家庭の煮炊き調理用の燃料くらい充分賄えるというものだ。
次に「弾圧」された例として、約10年前に実用化された「ガイアックス」への弾圧だ。このガイアックスは、良い意味でも悪い意味でも、知る人は多いはずだ。天然ガスから開発された高濃度アルコール燃料で、環境へのクリーンさは抜群だった。例えばディーゼルエンジン用のものでは、排気ガスの出穴付近に設置した白布が、軽油を燃料に入れた場合はすぐに黒く汚れてくるのに、ガイアックスでは汚れない。筆者のクルマはガソリンエンジンであるが、ガソリンの排気ガスは嗅いだらイヤ〜な感じだするのに、ガイアックスではそれが無かった。それに、価格が安い、リッター当たりの燃費が向上する、パワーがアップするなど、良いことづくめだ。だから筆者は数年間、そのガイアックスを愛用していた。そのガイアックスが「弾圧」がされたのだ。まず税率アップ、銀行取引の事実上の停止、備蓄タンクのキャンセルから始まり、週刊誌などを通じてガイアックスでエンジンが壊れたとかの捏造データを発表して、ついには2003年、法的にも販売を禁止してしまった。それに至るまで、各地で消費者運動が起こった。愛用者が「ガイアックスの火を消してはいけない」とばかりに立ち上がり、毎回数百人レベルの集会が全国各地で何度も開かれ、存続のための署名活動や陳情が行なわれたのである。一私企業の存続で、これだけの市民運動が拡がった例は少ないだろう。…にもかかわらず…潰されてしまった。(T_T)
ガイアックス税率アップのときの大阪国税局での話しだが ある日突然、東京から中央の役人がやってきて、指示書も通達書も無しに口頭だけで「命令」を伝えて帰った。それだけで、大阪国税局はガイアックス税率アップを断行したのである。
法治国家もなにもあったものではない。
もちろん、やってきた中央のその役人も上司の指示で来たのであろうし、そのまた上司と考えると、その指示の大元はどこから発せられたのだろうか、と考えてみたくもなる。
これは推論の域を出ないが、その大元とは石油メジャーか、日本でのその代理人ということではないだろうか。つまり石油メジャーといえば、われらが赤楯一族である世界の帝王ロスチャイルドグループとか、アメリカの帝王ロックフェラーグループということだ。
そして、日本は法治国家だの民主国家だのと言ったところで、ごく一部の人間によって大事な問題が左右されることも少なくはないことを忘れてはならない。。
さて、どこまで分かって頂いたか不安が残るが、
石油の「押し付け」が環境破壊の元凶!
ということをお伝えしたかった。
押し付けているのは誰か!?、ということである。
燃料電池が次世代エネルギーとして注目されている。排気ガスは「水」だけ、という理想のエネルギーだが、それはバイオ燃料を用いた場合である。にもかかわらず燃料電池用エタノールにまで、石油を利用しようとする圧力がかかっているようだ。
まだまだ石油の押し付けは続いている。
★★ 終わりに ★★
西洋文明の中核はキリスト教である。そしてキリスト教の中核は「世界終末思想」にある。
つまり、イエスの復活と至福の千年王国には、世界的天変地異とハルマゲドン(世界最終戦争)が必要だというのだ。
しかもそのためにはサタン(反キリスト)も必要だという、日本人には理解困難な世界観が実在する。
その世界観によれば、現在の地球環境の危機的状況を、むしろ歓迎している側面があるのだ。
次回はそのあたりをお伝えしたい。
「月刊・沈黙の兵器」
★まぐまぐ!サイト: http://www.mag2.com/m/0000150947.html
★発行者のサイト: http://www.geocities.jp/akion200104/
★執筆者のサイト: http://www.geocities.jp/untilled/
(←バックナンバーが見やすいよ)
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