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今年初のメルマガです。少し遅いけど、皆さまに謹賀新年を申し上げます。
さてイントロとして、2つのトピックをお伝えします。
1つ目は、今世紀の食糧難から人々を救うと信じて、筆者が農園で栽培しているキクイモの収穫です。
筆者は心配していました。というのも、夏には2〜3mの背丈で力強く繁茂していたキクイモが、秋頃になると殆どが倒伏してしまったのである。キクイモは砂漠地域でも栽培できる一方、昨年のように雨が多いのは苦手と聞いていました。雨が多すぎて背丈が伸びすぎ、だから倒伏したのではないか?、収穫はあまり期待できないかも?…と。
1月7日、薄っすらと雪景色の畑の、ほんの50cm×1mほどの区画を掘ってみました。すると…、出るわ出るわ!、たった5分ほどで1.5キロもの収穫です!(感動ものでした)
後日、雪が無くなった畑の今度は15坪ほどを掘ってみると、約60キロ弱、つまり1俵もの収穫です!
一緒に収穫作業をした仲間も、「多収穫とは聞いてたけど、これほどとは!」、と唖然でした。
これを田圃の1反(300坪)当たりの収穫量に換算すると20俵。おコメの田圃が手間と肥料をたっぷりつぎ込んで10俵も獲れれば良い方ですから、これは約2倍の効率です! しかもキクイモは手間も肥料もゼロ!、の雑草感覚で栽培できます。
ただし雑草どころか何百年か前は、カナダのインディアンが主食で食べていた「実績」があるわけですから栄養価も高く(しかも糖尿病の薬イヌリンを多く含む)、そんなキクイモへの筆者の期待通り、いやそれ以上の収穫高に、毎日思い出すだけでニヤニヤです♪
肝心の「お味」は、誰もが美味しいと言ってくれます。生で食べても良し、煮ても焼いても良し、先日はスリ潰して玉ねぎ等を加えフライパンで焼いて子ども達に出したら、「これ豆腐ハンバーグ?、美味しいね」でした!
2つ目のトピックは、タイトルが「断食6日でガン腫瘍が半分に!」
昨年の秋知り合った人で、Hさんという男性がいる。その方はアゴの横にガン腫瘍を抱えていて、大きさと形状はバナナ2本を束ねたくらい。病院では切除手術を勧めているそうだが、彼は現代医学の処方を断固拒否して、遠赤とかナントカ治療法とかの代替療法でガンを克服しようとしているという。しかし状態はハッキリいってステージ4の末期ガンだ…。
筆者が次のように言うと、彼はとても関心を示した。
「断食は試されましたか? ガン(癌)は漢字でクチ(口)が3人分ある(品)くらい山のように食べるとなる病気と書くでしょう? 栄養を絶つとまず最初に消える(専門的にはアポトーシスという)のが、ガン細胞といわれています。」
よくよく聞くと彼は、大食いやストレスを地でいくような生活をしていたそうだ。
その彼が筆者の話に共感して、断食をやりたいと言う。
そこで筆者は訊ねた。
「断食中のストレスは特に悪いですよ。Hさんには、しょっちゅう携帯電話がかかってくるようですが、断食中は仕事から離れられませんか?」
すると彼は、仕事から離れられるのは正月の期間くらいしか無い、という。末期ガンで死にかけているのに、まだ仕事を気にするとは…
しかも本当に自分には断食ができるのか不安そうなので、筆者はつい言ってしまった。
「なんならお付き合いといってはなんですが、私も一緒に断食をしましょう。」
………そんなわけで筆者は、彼と一緒に大晦日から6日間、断食した。
実は筆者は、今まで1週間jの断食を20回以上経験したことのあるベテランなのであるが、正月の期間に断食するのは初めてだ。だから年越ソバも食べられず、大好きなお屠蘇も飲めず、飲むのは筆者お勧めのハーブティーであるJWTを1日数リットルと、少量のお塩、それにミルマグという緩下剤だけ…。少なからず寂しいお正月であった。
しかしその甲斐あって、Hさんの腫瘍は半分くらいに縮小した! 残りも柔らかい状態になったという! スゴイではないか!
………ひと安心していたら、その後のリバウンドで食べ過ぎて、最近は悪化傾向にあるという。
リバウンドで食べ過ぎないよう、あれほど警告してアドバイスしていたのに…。
さて今後どうなるのか…? Hさん頑張って!
この場を借りて、筆者のイギリスの友人スティーヴも胃ガンだそうだ。
スティーヴさん、Hさん、ガンが良くなりますように、ここにお祈りします。(できたら皆さんも祈ってね)
■■■ 共産主義(4) よもやま話 ■■■
さて、イントロが長くなり過ぎちゃった。今回はこれで終了……、と言いたくなる自分をムチ打って、書きます。
まず前号のつぎの部分を補足したい:
マルクスは戦術的理由から嘘をついているのだが、それは資本主義における矛盾の起源に関してであり、矛盾の現実に関してではない。マルクスは、矛盾がどうしてつくられたか、どうして尖鋭化したか、共産主義革命の勝利を前にして、どうして資本主義的生産において無政府状態が誘発されたかを知っている。彼はこのことが起こることを知っている。なぜなら《矛盾を作り出していた人々》を知っているからである。
この内容をカンタンにいうと、こうなる:
マルクスは資本主義の矛盾を指摘したけど、一方ではその矛盾はマルクスの仲間が意図的につくっているのだ。労使の対立、ストライキやデモの無政府状態、マスコミの扇動など…。
21世紀の現代では、「ブッシュのいう「テロとの戦争」で彼は嘘をついているのだ。なぜなら《テロを作り出している人々》は彼の「仲間」だからである」、と言ったところか。
アメリカとソ連の冷戦があったとされるが、もともとソ連の共産主義をつくった人々は西側の赤い楯グループを中心とする資本家であって、
共産主義と資本主義の対立とは、彼らの常套戦略「サンドイッチ作戦」によって産み出された巨大なる虚構
だったのではないか?……という「仮説」を考えてみてほしいのだ。 (ウソは巨大すぎると、意外とバレないのだ)
どれだけ秘密裡に事を運んでも、わずかにその痕跡は残る。
もちろん、それが真実であると立証することは困難を極める。
しかも大抵の人は、それを「トンデモ話」だといって嘲り笑う。
今号はそれらをいくつか集めてみた。
証拠重視の本メルマガでは例外的に、あまり「証拠」は示しません。どう思うかは、あなた次第です。
さてCMを挟んで、「共産主義よもやま話」です。
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★★ 今まで既に出た話
★日露戦争では、その後の共産革命を成功させるためロシアを弱体化せんとして、アメリカの赤い楯ヤコヴ商会のシフを通じて日本に最新鋭の武器と資金を供給した。一方赤い楯グループは、ある程度表向きはロシアを支援するジェスチャーを示しつつも、ロシアのバルチック艦隊がスエズ運河を通過できないようにしたり、粗悪な燃料(当時は石炭)しか入手できないようにした。結果、日本が戦争に勝利し彼等の目的は達成した。
★それに続く第一次大戦、その後のドサクサに紛れて、赤い楯エージェントであるレーニンを封印列車で送り込み、ロシア共産革命を成功させた。ただし後継者のトロツキーが、スターリンの台頭によりダメになるいう計算違いがあったにせよ、共産主義国家実現の目的は達成した。
前号特集のラコフスキー調書は、その「証拠」の1つと言える。もちろん真贋問題を言い出せばキリがない。
★★ 原爆の極秘技術をソ連に流してもお咎(とが)めなし!
1942年から始まったアメリカの原爆開発は、マンハッタン計画と呼ばれロスアラモス研究所で行なわれた。そのキーとなる技術は「爆縮レンズ」という原爆を爆発される起爆装置だ。そのおかげでアメリカは、1945年に原爆を完成できたのだ。その技術を、なんと研究者の一部がスパイとなり、ソ連に流したのだ。ソ連はそれを使って1949年に原爆を完成させた。そのスパイ研究者の中心人物こそ、当時18歳の天才物理学者テッド・ホール博士である。
その後、ホール博士はスパイとしてFBIに逮捕され、取調べを受けた。
ところが、ところが!、ホール博士は戦後、イギリス!のケンブリッジ大学教授となって、のうのうと暮らしていたのだ!
NHKがそれを聞きつけ、イギリスまで取材にいき、数年前に日本で全国放送された。(取材は病気を理由に拒否された)
アメリカの最高機密を敵国ソ連にスパイして、死刑どころか、なんでイギリス有名大学の教授として暮らせるの?
(ソ連に逃亡してモスクワ大学教授になったのなら、それは分かるけどね?)
★★ 終戦直後のアメリカの行動にナゾ
1946年頃、原爆を保有したアメリカは最大の軍事大国として、日本はもちろんのこと、韓国や中国の一部を実効支配していた。
中国からの日本人の引き揚げ者の多くは米軍の上陸用舟艇で日本に帰還したし、天津などは相当数のアメリカ兵がいた。
ならば何故、その後のソ連や中国共産党の台頭を許したのか?
日本でも終戦直後の一時期、アメリカは日本共産党に甘かった。占領下の1946年の総選挙で、日本共産党が日本史上初めて国会の議席を獲得したのだ! しかもその数は5議席!
さらに当時アメリカから日本にやってきたニューディーラーと呼ばれるグループは、特に共産主義的な思想であったという。
★★ オーウェルの小説「1984年」
ジョージ・オーウエルはイギリスの超有名な小説家であり、「1984年」は彼の代表作である。(これは必読!)
彼は第二次大戦中イギリス諜報局のエージェントでもあり、戦後まもなくこの小説を発表した。一般的にはこの小説は、ソ連の共産主義であるスターリン主義を批判したものと受け止められている。
イギリス諜報局はその中核が親戚関係で占められ(裏切りを恐れる諜報の世界では、親戚一族がいちばん信頼できるのだ)、それが赤い楯グループだというのだから(書籍「赤い楯」を参照)、オーウェルの上司か同僚に赤い楯がいたのは間違いないだろう。
オーウェルは、普通では知り得ないことを多く知り、それを彼の小説に散りばめたのだ。
この小説に登場する社会は、当時から見た近未来社会だ。それは:
1) 監視カメラだらけの監視社会
2) ニュー・スピーク(New Speak)などの、マインドコントロール社会
3) 世界は分割されているが、裏で馴れ合いの戦争をする社会
だがこれらはスターリン主義だけのことだろうか?
スターリンは粛清につぐ粛清、そのための監視…。それをオーウェルは、当時存在しなかったハイテク監視カメラで象徴的に表現したのだ、言われているが、21世紀の現在ではどうか? 現在、イギリスの、特にロンドンでは、どこも監視カメラだらけである。
また「ニュー・スピーク」は現在、現実として進行している。
→参照: http://www.rense.com/general34/orwell.htm
(英文。興味ある方には訳文を送ります)
共産主義と資本主義の、裏で馴れ合いの戦争……、これもオーウェルは言いたかったのではないか?
★★ イスラエルの「キブツ」は共産主義の理想
彼らがいうところの共産主義の理想とは、単純に言って、
・私有財産を否定して、身の回り品以外はすべて共有。(貧富差のない平等社会が売り!)
・家族制度を否定して、子どもはすべて共同体の子ども。(私有財産の否定と表裏一体だよ)
それ以外に、国家の否定、宗教の否定などがあるにしても、上記2つを最も実現したところは、1948年建国のイスラエルの「キブツ」であろう。
日本の教科書にも出ていた、ソ連のコルフォーズやソフォーズなどの共同体どころではない。
キブツでの生活を少しだけ紹介すると、例えば、身体が丈夫な子どもは農作業に従事する一方、頭が賢い子どもは共同体がおカネを出して大学に行かせる。夫婦は原則存在しないので、パートナーも流動的である。こうした制度は、多くの研究者の指摘によると、ユダヤ教の影響を強く受けているという。(ただしタルムードであり、トーラつまり旧約聖書ではない)
赤い楯一族とイスラエル建国の関係であるが、イギリスの有名な「三枚舌外交」である1917年のバルフォア宣言とロスチャイルド卿の史実をみるまでもなく、ユダヤ教のトーラつまり旧約聖書にも「預言」されている建国であるから、無関係であるはずがない。
ロスチャイルドとイスラエルは仲が悪いのだ、…などと反論する人がいるが、イスラエルのテルアビブの中心、それほど広い道ではないけど小川と並木のある最も美しい道路は「ロスチャイルド通り」であるし、テルアビブ大学などでも多くの建造物がロスチャイルドより寄贈されている。父と子が、親しいが故に、表面上は仲が悪いように見えるのは我々の生活でも大いにあり得るではないか。
いずれにせよ、資本主義の権化たるロスチャイルドが関係する、そしてアメリカも支援するイスラエルに、最も共産主義的な「キブツ」が存在するという事実……。これは何を意味するのか?
★★ 朝鮮戦争におけるナゾ
★まず、裏付けの取れないウワサ話から紹介しよう。
1950年6月25日に北朝鮮軍が韓国へ南侵を開始する戦争勃発の前夜、韓国軍の司令部に複数のアメリカ軍将校がやってきて、「高級ウィスキーがたくさん入手できたから、一緒に呑まないか?」と誘ってきたというのだ。当時イギリス製の高級ウイスキーなんて高嶺の花!、日頃マジメな韓国軍将校も、この夜ばかりはハメを外してドンチャンやったという。
翌朝、まだ酔いも冷めない韓国軍司令部メンバーは、突然の北朝鮮の侵攻になす術も無かったという。
この前夜の高級ウィスキーの差し入れに、意図的なものを感じないか?
★次にマッカーサー率いるアメリカ軍が、この北朝鮮の侵攻に猛反撃していたときの話だ。
中国共産(義勇)軍の参戦を恐れたマッカーサーは、中国国境にある河川に架かる橋を爆撃しようとした。が、ホワイトハウスから作戦中止命令が出たのだ!
マッカーサーは後に自伝で、「自国の兵士を危険に晒した、史上稀な信じがたい命令であった」と、不満をぶちまけている。この頃から中央との意見対立が目立つようになり、結局は解任される。
マッカーサーは他にも原爆使用などの作戦も検討したようだが、そこまで過激でなくとも、せめて橋の爆撃ぐらいは妥当な作戦と思いませんか?
そうなればおそらく、地上から北朝鮮の共産主義政府は消滅していただろう。ホワイトハウスの行動はあたかも、朝鮮半島を分断したかったかのように思えないか?
★★ キューバ危機におけるナゾ
1962年、ソ連が核ミサイルをキューバに配備したため、米ソの緊張が頂点に達して、あわや全面核戦争か?!、人類の滅亡か!?、…と全世界が震撼した事件である。
しかしどうもシックリこない。というのも、もともとキューバ東南部には百年も前から現在に至るまでグァンタナモ米軍基地があるのだ。
キューバ国内に米軍基地があるのに、なぜキューバの共産化を許したのか?
また、なぜソ連の核ミサイルの搬入を許したのか?
この「危機」により、トクをするグループがいたのではないか?
★★ ベトナム戦争におけるナゾ
アメリカがベトナムに軍事介入した直接的キッカケは、1964年8月のトンキン湾事件だ。
もっともこの事件はアメリカのヤラセで、百科事典ウィキペディアですらトンキン湾は自作自演であった、と書いてある。
まぁ、ここまではいつものアメリカであるし、国家が戦争を仕掛けるときの常套手段と理解できる。
だが当時、日本に立ち寄ったアメリカ兵から囁かれていた次のような話をご存知だろうか?
ある時、米軍機パイロットがジャングル上空を飛行中、たまたま敵軍の隠れ航空基地を発見した。ソ連製ミグ戦闘機が駐機している。
「ラッキー!、危険な空中戦をしなくとも空から敵機を破壊できる!、ってんで攻撃許可を無線したところ、命令は『地上のミグは撃つな.帰還せよ』…だとよ。バカバカしくって、ドラッグでもやらないとヤッテられないぜ!」
アメリカは、本気で共産軍に勝とうなどと、思っていなかったのではないか…?
★★ その他
★冷戦の最中でも、アメリカの石油王ロックフェラーがソ連に石油製油所を建設したりしたため、FBIがロックフェラーは共産主義者か?、と嫌疑をかけて調査している。
★1991年12月のソ連崩壊後のロシアはもちろん、ソ連時代であっても、宇宙開発に関してはアメリカと協力的であることは当時も言われていた。
例えば、共同宇宙ステーションが存在したり、両国のスペースシャトルが酷似していたり、…と。
共同宇宙開発は平和を推し進めるためだとか、似ているのは偶然だとか言われてきたが、本当かなぁ…?
★東京にあるソ連大使館とアメリカ大使館は、冷戦の最中でもお隣同士であった。
真偽は当然分からないが、地下に秘密の連絡トンネルがあったという…?
★ハリウッドの米ソ対立を描いたスパイ映画のシーンに、「裏のドアは1つ開けておけ」という意味深な台詞がしばしば登場する。
この意味するところは、無駄な争いを避けるため、敵国を追いつめ過ぎたらいけない。最後の切り札として、裏のドアを通じて敵国と交渉することも必要だ…、と通常は解釈されている。
だがそうだろうか? 本当は裏で米ソは繋がっていたから、開けておくドアが必要だったんじゃないの?
★★ 終わりに ★★
筆者がイスラエル最大の航空機会社に数ヶ月ほど勤務したのは1994年であった。
会社内で通常話される言語はヘブライ語であるが、次に多いのが……英語と同じくらいに、なんとロシア語である。会社には多くのユダヤ系ロシア人技術者がいた。(街に出て新聞売り場を見ても、ロシア語の新聞が数紙売られていた)
あるとき、飛行機格納庫がいくつも点在する広大な敷地をクルマで案内されていると(会社見学みたいなもの)、ある格納庫にロシアのミグ戦闘機が見えたかと思うと、その隣の格納庫ではアメリカのF15戦闘機が整備中であったのだ。これってどういうこと?
見間違いではありませんよ。複数の技術者に機種を確認しましたから。
冷戦が1991年12月に終結して、まだ3年しか経っていない1994年秋のことですよ!
/E