〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
当メルマガ12号で取りあげ、筆者が今年から本格栽培している「期待の作物=キクイモ」の最新映像をお伝えします。
分かりにくいかもしれませんが、写真左側に白い衣服を着て帽子をかぶった人が立っています。帽子の上端は約170cm(左側の白三角矢印)。一方、キクイモの最も背の高いやつは写真中央(上の白三角矢印)で高さで3m以上もあるのです。(写真人物より奥にあってこの高さ)
背が高すぎて、カメラに収めるのに苦労しました。
■■■ ユダヤ人とは?■■■
今号のテーマの理解は重要である。なぜなら、旧約聖書をベースとする3つの宗教、つまりキリスト教・イスラム教・ユダヤ教の信者合計が、世界の最大多数であるからだ。そして今まで見てきたように、旧約聖書は「ユダヤ人のため(だけ)の神=エホバ」の書であるからだ。
ではユダヤ人とは何か?
普通、***人といえば、一定の民族を想起する。
だがユダヤ人に関しては、現実は全く異なっていたのである!
ちなみに宇野正美氏というユダヤ研究家がおり、 多くの著書を著し積極的に各地で講演をしている。
今回のテーマの殆どは、彼が常に主張している内容であり、彼の著作を読み彼の講演を何回か聞いた人なら「常識」であるから、目新しいことは無い。
…と思っていたら、宇野氏の講演を何回も聞いたことのあるという複数の知人に聞いてみると、「知らない」という。
きっと「知らない」、というより「忘れていた」のであろうが、そういう方は「復習」をかねて読んで頂きたい。
━━━【広告】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
‖健‖ 健康アンチエージングの厳選アイテム!
‖康‖━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
‖第‖ このサイトのビデオを見て、あなたの世界観が変わるかも!
‖一‖ http://www.kyoto.zaq.ne.jp/ark/KENKO.HTM
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★ ユダヤ人の祖先とは ★★
まずはユダヤ人の歴史において、今回のテーマに関連する重要事項を簡単に纏めてみたい:
★旧約聖書: アブラハムと正妻サラとの子
→ イサク
→ その子ヤコブ(後イスラエルと改名)
が、ユダヤ人の祖先
(一方、アブラハムと側室ハガル(エジプト人)との子イシュマルが、アラブ人の祖先)
その後、エジプトでの奴隷生活
モーセによる出エジプトで、カナンの地に定住
(以上は旧約聖書に「書いてある」というだけで、実証的に確認されたわけではない)
★前1000頃: ダビデ王・ソロモン王によるユダヤ統一国家繁栄の時代
★前931頃: 国家が2つに分裂。北朝イスラエル王国の10氏族と、南朝ユダ王国の2支族に
★前721年: アッシリアの侵略による北朝滅亡(→これが有名な「失われた10支族」)
★前600頃: 残された南朝ユダ王国の2支族のバビロン捕囚と、エルサレムへの帰還
★紀元0年頃: ローマ帝国の支配とイエスの出現
★後70年: ユダヤ戦争によるユダヤ国家の滅亡
生き残ったユダヤ人の多くは、北アフリカからスペインへ
★中世の欧州: キリスト教会のユダヤ人弾圧とゲットー生活
★20世紀: ナチスのホロコーストから、1948年のイスラエル建国
くどいようだが、更に纏めると:
・北朝10支族の滅亡 → ?
・南朝2支族の滅亡 → スペインなどへ → ?
そして欧州を中心にゲットーなどで細々と、しかしアブラハムの子孫として神に選ばれし民の誇りと信仰をもって、ユダヤ民族の血を受け継いできた……と、一般的に信じられてきた。
1976年に、アーサー・ケストラーの卓越した研究書「The Thirteenth Tribe」が世に出るまでは…。
★★ 第13支族の出現 ★★
ユダヤ人とは?を語るために、実は先ほどの年表に、次の重要な事実を加えなければならない:
★後740年頃: カザール帝国のユダヤ教への改宗
先述のアーサー・ケストラー著「The Thirteenth Tribe」は邦訳されている。地道な実証的研究で世界的に評価されている著作なので、是非一読されることをお奨めする:
「ユダヤ人とは誰か」
(三交社) アーサーケストラー著・宇野正美訳
ちなみに翻訳者の宇野氏は、「ユダヤが解ると世界が見えてくる」の著書で有名になった。一般的に彼はこの著作で「反ユダヤ」と見做されているが、筆者からみると、彼ほど「親ユダヤ」の人物はいないのではないか、とすら思えてくる。
それほどに、このユダヤ問題は「微妙」である。
また、次の書籍も大いに参考になるだろう:
「ユダヤ歴史新聞」
(日本文芸社) ユダヤ歴史新聞編集委員会編
「ユダヤ問題と日本の工作
― 海軍・犬塚機関の記録」(日本工業新聞社)犬塚 きよ子著
オンラインでは次のサイトがお奨めかも:
http://www.khazaria.com/
http://www.biblebelievers.org.au/13trindx.htm#The%20Thirteenth%20Tribe
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/5870/hosetu12.html
http://rerundata.hypermart.net/ura/hexagon/texts/textA2F3/a2f1000.html
いろいろあれ読めこれ読めとお奨めしちゃったけど、当メルマガとしては、筆者の意見・経験を交えつつ出来るだけそれらを簡単に纏めるのが役目であるから、要点をピックアップしてみよう:
『 我々がユダヤ人と思っている人々はいったい誰なのか。
実は彼らは今から1000年以上前、中央アジアにいた(今のカザフスタン)。そして血縁的にはユダヤ人とは何の関係もないカザール(ハザールと表記されることもある)人であった。
本書が証明するところではあるが、彼らは一方ではキリスト教・ビザンチンから圧迫を受け、他方ではイスラム教・アラブの圧迫を受けた。普通ならどちらかに加担してしまうものだが、彼らはそうしなかった。その二つの勢力の根本はユダヤ教である。カザール人たちはそのユダヤ教に国家を挙げて集団改宗したのである。
…………
一般の百科事典にはユダヤ人には二つの種類があると書かれている。一つはアシュケナージのユダヤ人、もう一つはスファラディのユダヤ人である。……実はこのアシュケナージ・ユダヤ人こそ、もとはカザール人であった人々である。一方、スファラディ・ユダヤ人とは……アブラハム、イサク、ヤコブの子孫なのである。』 (「ユダヤ人とは誰か」訳者序文より)
カザール帝国の位置を知るために、当時の地図を次に示します:
■筆者へのご意見ご感想は: untilled@yahoo.co.jp (メールチェックは週に1度くらいしかしませんが宜しく…)
/E