★月刊・沈黙の兵器 第00014号 '06/03/30 ★

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

すごい健康石鹸、そしてすごい健康茶にめぐり合った。

この石鹸、身体を洗うだけでなく、シャンプー代わりに髪も洗える。ばかりか、歯みがき!にも使えるのである。石鹸で歯磨き?……そんな使い方ができる石鹸は初耳だ。しかもこれで、歯槽膿漏などの原因となる歯垢がたまらないそうだ。そして健康効果・美肌効果がある……こんな夢のような石鹸である。その秘密は、アワ立てると電子が発生するマル秘メカニズムで細胞に還元効果を発揮するからだという。
 実は2年少し前、この石鹸にはめぐり合っていた。その時デモンストレーションをされた。片手の甲にその石鹸のアワを乗せられて数分待った。するとその手がもう一方の手と較べて白くつるつるになり、美肌効果が分かるというもの。たった数分ですごい効果だ。数時間たつと元に戻るが、毎日続けるとよいという。興味はあったが値段は3,675円…。美肌には良いかもしれないけど、石鹸にそんな高価な…、とそのままにしておいた。その時に歯磨きや健康効果を聞いていたら、買ったかもしれない。
 しかし再度縁あって今回、その石鹸を購入して使ってみると、ほんのちょっとでアワ立ち、なかなか減らない。つまり結構経済的なのだ。
 薬事法などの関係で表立っては言えないが、効果を列挙すると、美肌・健康効果、歯垢除去、舌苔除去、毛髪に良く発毛効果、顔の毛穴に棲みついているダニ除去(気持ち悪いことだがほぼ百%の人の顔の毛穴にダニがいるらしい)、などなど。

一方、健康茶の方だが、ジェイソン・ウィンターズさんという方が29年前に開発され、ご自身の末期がんを短期間で克服された。その頭文字をとって「JWT」という。世界6500万人の愛飲者がおり、その一人英国チャールズ皇太子が「代替医療」として認め親書を送っている。さらに米国、オランダ、スペインから勲章が授与されている。しかし日本ではある理由で認知度は低く、愛飲者は5万人もいないという。
 健康効果のすごいお茶は、他に「タヒボ茶」を知っていた。しかし高価でした。でも「JWT」は1リットルのお茶を作るのにわずか約120円。しかも健康効果は遜色ないようだ。

健康石鹸、健康茶をご紹介したわけだが、末期がんを短期間で克服?…とか、すぐには信じがたいですよね? でも筆者は「タヒボ茶」ではそうした例を見ている。この「JWT」も期待できそうだ。今後いろいろ「確認」していきたい。石鹸の歯垢除去効果なども、歯垢の有無を検出する試薬などを入手して調べていこうと思っている。

■■■ 旧約聖書の世界(2) ■■■

旧約聖書には天地創造の神は唯一ひとつだと書かれている、と一般的に思われている。しかし前号で、旧約聖書のヘブル語原典を「素直に」解釈すると、複数の神々(ALHYM=エロヒム)の御ひとかたが主(と呼ばれる神様つまりYHWH=エホバ)である、と申し上げました。
 先日久しぶりに、国際時事問題研究家で聖書研究でも「有名」な宇野正美氏の講演会に参加した。しかしその宇野先生ですら、エロヒムとエホバの相違をご存知ない。筆者は彼の著作の多くを読ませていただいているし、ファンです。だから残念だ。
 重要なので再確認するが、
 a) 旧約聖書には天地創造の神は1つしか存在しない、と書かれている。
と理解する(一般的)のと、
 A) 旧約聖書には天地創造の神は複数存在する、と書かれている。(ただし主なる神はエホバ)
と理解する(前号)のとでは、あまりにも大きな違いがある。

そして今号のテーマは、
 B) 主なる神エホバはイスラエルのため(だけ)の神である。
というものである。旧約聖書を「素直に」読めばそれは至極当然なのだが、一般的には、
 b) 主なる神エホバは、全人類ための神である。
というイメージをもって理解されている。信者はそう信じているし、信者でない人々も旧約聖書はそういう教えだと思っている。ハリウッド映画でもそうだし、教会でもそう教えている。

つまり、a)の前提からは b)しか導かれないが、A)の前提があってはじめて B)が導かれるのだ。
 エホバ神は、イスラエルの民族神なのである。
 ちなみに、民族が民族神をもつことは自然なことであり、日本にも天照(アマテラス)信仰がある。


★★ 神様っているの? ★★

ここで少し息抜きといってはなんだが、旧約聖書という日本人にとっては退屈?なテーマから少し離れて、「神様っているの?」という素朴な疑問に対する筆者の立場を明らかにしたい。
 前号で筆者は、「天地創造は現代科学からみたらナンセンス」だとか書いたものだから、そう誤解されている読者もいるかも?、と思って弁明するのだが、筆者は「現代科学教」信者ではない。むしろその逆だ。
 だが「現代科学」はその方法論としては強力なツールであるから、せいぜいそれを有効活用したいとは思っている。

ここに筆者の従兄弟(いとこ)の洋(ひろし)のエピソード、といってもかなり年長者の従兄弟であるが、ご紹介したい。
 洋は昭和16年12月に、中国の天津で産まれた。もちろん日本人である。昭和20年の敗戦で一家が日本へ引き揚げる準備の最中、洋は中国で重い病気になった。なかなか回復しない。そこに神様が現われて、ご神託が両親に降りた。
 「我は伏見稲荷の玄徳という神である。これこれこういう処置をすればあなたの息子の病気は治る」
そしてその通りにしたら、なんと洋の病気はウソのように治ったのである。
 ちなみに、さらに両親は、日本に帰ったら私たちは何をしたらよろしいか、みたいなことを問うたところ、
 「それは難問であるから、私がお答えする能力を超えています。私の上司である白菊という名前の神を紹介します」
といって、次は白菊さんという神様が降りられ、その「預言」(預言とは神様から預かった言葉を指す)は帰国後、その通りになった。

さて洋の両親はもちろん、洋も伏見稲荷には行ったこともない。
 両親は日本の富山県魚津に引き揚げた。幼心に時々その話を聞かされていた洋は 、中学になってからある夢をしばしば見るようになる。
 へぇ、ボクの命を救ってくださった玄徳さんかぁ、玄徳さんはどんなところに住んでいるのかなぁ?
 そう思って寝ると、次のような光景が夢に出てくる。
 そこには、無数の「鳥居」が並んでいた:


≪画像が表示されない方はここをクリック≫

これは「実際の伏見稲荷」の写真である。
 さて、少年洋は大人になり上京した。美容師としてそれなりの成功を収め、しばしば雑誌にも掲載され厚生大臣賞も頂戴した。
 一方、神玄徳さんによって命拾いをしたことは忘却の彼方にあり、フツーの現代日本人になっていた。つまり正月の初詣で神社に行ったり、葬式の仏事などには参加するが、これといって信仰をもたない人のことである。
 そんな彼が五十歳ほどになって事業に失敗し、今から十数年前、関西に移り住むことになった。
 そこで、思い出した。一度、伏見稲荷に行ってみよう。

だが伏見稲荷を訪れた彼は、夢とぜんぜん違うのにガッカリした。フツーの神社であって、無数の鳥居など、無い。
 ま、あれは少年時代の単なる夢なのだからと自分に言い聞かせながら、念のためと思って社務所に聞いた。
  「ここに玄徳さんって神様はおられますか? それに白菊さんも…」
 白菊さんはすぐに分かった。係員は分厚い台帳をめくりながら、やっと玄徳さんの名前を発見して、
  「ああおられますよ、ここを登って行ってください。白菊さんと同じ区画です。」
 な、なんと、おられたばかりか、同じ区画だって?

それは山の上にあるという。そこで登りはじめて本当にビックリした!
 な、なんと、山の参道こそ、あの夢に見た「無数の鳥居」だった(写真)のである!
 (伏見稲荷は、写真のような参道を30分以上かけて登るのである)

「現代科学者」は次のように反論するだろう。
 「伏見稲荷はかなりメジャーで、多くの書物に紹介されている。少年の洋はそれを読んで (洋の両親は帰国後、本屋を営んだ…)、無数の鳥居の存在を知り、彼の夢に現われただけである…」と。
 そうかもしれない。
 だが、この話はどう説明する?
 玄徳神は、洋の病気の処方を教え、実際に著効した。医学知識皆無の両親が、そのような処方を知る由もない。
 さらに玄徳神は、社務所でも検索に苦労したほどマイナーなのに、なぜその名前が一致したのか。しかも上司という白菊神が、同じエリアに隣接していたのだ。(現場に行けば分かるが、玄徳神を祀る石碑には別の神の名前が大きく書かれ、隅に小さく「玄徳」と書かれているくらいマイナーであり、軍隊でいえば失礼ながら足軽といったところか…

こうしたエピソードから、筆者は次のように考える:
 1)神様 (と言ってよいか分からないが現代科学の理解を超えた意識体) は存在するようだ。
 2)神様は (旧約聖書にも書いているけど)、複数存在するらしい。
 3)神様にはランクがあり、上下関係がある場合もあるらしい。


★★ 神エホバは「契約」の神 ★★

さて、天地創造の偉業にも参加した偉大な神エホバを、筆者の従兄弟の命を救ったマイナーな玄徳神と較べるなど、とんでもないことだが、スケールの大きさが月とスッポンなだけで、ご神託を下して奇跡を起こすといったストーリーは類似している。
 だが、従兄弟を救った神様は信者でもないのに助けてくれたが、神エホバは「契約」をしたイスラエルの民しか助けない。これは旧約聖書を通じて、徹頭徹尾そうなのである。
 あえて例外をいえば、アッシリア帝国の首都ニネベの人々が神エホバを受け入れたところ、寛大な処置をされたくらいだ。(ヨナ書)

ではその「契約」の中核とは、シナイ山でなされたあの有名な「モーセの十戒」である。まず神は言う:
 『わたしはあなたの神、主であって、あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出した者である。』(出エジプト記・20章・2節)
 これも有名なエジプト脱出の話である。紅海が真っ二つに割れてイスラエルの民が対岸に渡ったあと、紅海が閉じて多くのエジプト兵を飲み込んで殺してしまう。ちなみにエジプトでは多くの出来事の記録が残っているが、これほどの大事件の記録が発見されていないので、史実であったかどうか疑う研究者も多い。
 さて、ここからが問題だ:
 『あなたはわたしのほかに、なにものをも神としてはならない。……あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神であるから、わたしを憎むもの、父の罪を子に報いて、三、四代に及ぼし、わたしを愛し、わたしの戒めを守るものには、恵みを施して、千代に至るであろう。』(同・3〜6節)
 最新の聖書訳では、「ねたむ(jealous)神」を「情熱の(zealous)神」とするものが出てきたが、いくらなんでも神様が嫉妬深いのではイメージが落ちるからそう変えたのだろうか。もっともヘブル語では「jealous」と「zealous」は同じ単語で区別がない。
 いずれにせよ神エホバを憎めば、『父の罪を子に報いて、三、四代に及ぼし、』とまでされるのであるからたいへんだ。
 ちなみにこの「ねたむ神」の表現は、申命記5章9節など旧約聖書に6箇所ある。(新約聖書にはない)

一方で神エホバは、まじめな信仰の代償として、次のようにも約束している:
 『もしあなたが、あなたの神、主の声によく聞き従い、わたしが、きょう、命じるすべての戒めを守り行うならば、あなたの神、主はあなたを地のもろもろの国民の上に立たせられるであろう。』(申命記・28章・1節)
 言い方を換えれば、「まじめに信仰すれば世界支配を実現させる」という意味である。
 これは現代にあって、国際金融資本の世界支配に結びついてくる。(後々とても重要な認識となる)

神エホバは情熱的で嫉妬深いから、敵対者には厳しく、信奉者には優しい。
 十戒のなかでも次の部分は特に有名ですね:
 『あなたは殺してはならない。あなたは姦淫してはならない。あなたは盗んではならない。あなたは隣人について、偽証してはならない。あなたは隣人の家をむさぼってはならない。……』(出エジプト記・13〜17節)
 これをフツーの神父さんや牧師さんは、地上の万人のための戒めであると説く。
 確かにここだけを読めば、そう読めるであろう。

では例えば次のような教えがあることをご存知だろうか:
 外国人には利息を取って貸してもよい。ただ兄弟には利息を取って貸してはならない。これはあなたが、はいって取る地で、あなたの神、主がすべてあなたのする事に祝福を与えられるためである。』(申命記・23章・20節)
 つまり同じ神を信ずる同胞=兄弟からはダメだが、異教徒からは利息を取ってよいというのである。
 圧倒的にキリスト教徒の多かったヨーロッパで、金貸しといえばユダヤ人(ユダヤ教徒)だったのはこの理由による。キリスト教徒はキリスト教徒から利息を取れない。ユダヤ教徒はユダヤ教徒から利息を取れない。金貸しがビジネスとして成立するのは、少数派のユダヤ教徒が、多数派のキリスト教徒に行なうときだけだからだ。こうして現代でも、国際金融資本家はユダヤ教徒なのだ。(後々重要)

つぎに、「はいって取る地」とは、「侵略して略奪する土地」の意味である。
 侵略と略奪に関する旧約聖書の考え方を、他の例で見てみよう:
 『あなたの神、主があなたに渡される国民を滅ぼしつくし、彼らを見てあわれんではならない。』(同・7章16節)
 『そしてあなたの神、主がそれをあなたの手にわたされる時、つるぎをもってそのうちの男をみな撃ち殺さなければならない。ただし女、子供、家畜およびすべて町のうちにあるもの、すなわちぶんどり物は皆、戦利品として取ることができる。また敵からぶんどった物はあなたの神、主が賜わったものだから、あなたはそれを用いることができる。』(同・20章・13節)

 これでは、神の名ももとに、侵略・略奪・強姦のし放題ではないか。しかも略奪品は神からのプレゼントだというのである。
 殺すな、姦淫するな、盗むな、という戒めは、隣人つまり同胞に対してだけではないか?

「ねたむ神」は異教の神にも厳しい。例えばバアル神を信じるとどうなるか:
 『イスラエルはこうしてペオルのバアルにつきしたがったので、主はイスラエルにむかって怒りを発せられた。……「あなたがたはおのおの、配下の者どもでペオルのバアルにつきしたがったものを殺しなさい」。』(民数記・25章・3〜5節)
 なんと「裏切り者」は殺されてしまうのである。
 異教の神は他にも多く旧約聖書に登場する。例えば、シドンの女神アシタロテ(豊作の神でバビロニアではイシュタル、ウガリットではアテナという)、アモンの神モロク、モアブの神モス、ペリシテの神ダゴン、その他アシラなどである。「ねたむ神」はそれらの神々をことごとく嫉妬した。
 ここでこれらの記述から、ねたむ神エホバは契約したイスラエルの神であること、旧約聖書には多くの神々が登場することを、再確認したい。

殺戮の凄惨さも、ものすごい。モーセ率いるユダヤの民をエジプトから脱出させるために:
 『夜中になって主はエジプトの国の、すべてのういご、すなわち位に座するパロのういごから、地下のひとやにおる捕虜のういごにいたるまで、また、すべての家畜のういごを撃たれた。それでパロとその家来およびエジプトびとはみな夜のうちに起きあがり、エジプトに大いなる叫びがあった。死人のない家がなかったからである。』(出エジプト記・12章・29〜30節)
 幼い子どもを大量虐殺したのだ。これを「記念」してその日から今日までユダヤ教徒は、毎年「過ぎ越しの祭り」を続けている。
 この幼児大量虐殺を含めて、10件の惨禍をエジプトの国にもたらした。

そしてエジプト脱出の目的を達し、神の約束の地カナンを征服するためにも、虐殺は続く:
 『……われわれは彼とその子らと、そのすべての民とを撃ち殺した。その時、われわれは彼のすべての町を取り、そのすべての町の男、女および子供を全く滅ぼして、ひとりをも残さなかった。』(申命記・2章・33〜34節)
 『こうしてわれわれの神、主はバシャンの王オグと、そのすべての民を、われわれの手に渡されたので、われわれはこれを撃ち殺して、ひとりをも残さなかった。その時、われわれは彼の町々を、ことごとく取った。われわれが取らなかった町は一つもなかった。……、そのすべての町の男、女および子供をことごとく滅ぼした。』(同・3章・3〜6章)


指導者がモーセからヨシュアに代替わりした後も、さらに虐殺は続く:
 『そして町にあるものは、男も、女も、若い者も、老いた者も、また牛、羊、ろばをも、ことごとくつるぎにかけて滅ぼした。』(ヨシュア記・6章21節)
 『イスラエルびとは、荒野に追撃してきたアイの住民をことごとく野で殺し、つるぎをもってひとりも残さず撃ち倒してのち、皆アイに帰り、つるぎをもってその町を撃ち滅ぼした。その日アイの人々はことごとく倒れた。その数は男女あわせて一万二千人であった。』(同・8章24〜25節)


もう例をあげるのをよそう。読むのが怖くなった読者もおられるのではないか?
 このようにして33の王国を殲滅して、約束の地カナンを奪い取ったのである。
 正々堂々?とした侵略だけではなく、なかには「偽証」して騙し、突然攻撃したものもある。
 すべて神エホバのお導きである。
 十戒(殺すな・盗むな・偽証するな)が、仲間内だけの戒めであることが分かりましたか?
 神エホバが、イスラエルのため(だけ)の神であることにご納得いただけましたか?
 これでも神エホバが、イスラエル以外の全人類のための神であり得ましょうか?
(いろいろ理屈をつけて色んな考え方があるのも知っているが、「素直に」読んだ場合である)


★★ おわりに ★★

 最後に、旧約聖書の信徒、および神エホバの「名誉」のため言っておきたいことがある。
 当時はこれがフツーだったのだ……と。
 イスラム教の教祖ムハンマドですら、メッカに進軍するとき隊商を襲撃略奪して共同体を維持した。これを正当化するための考え方がジハード(聖戦)の起源である。
 海に囲まれて圧倒的に平和な日本の歴史から較べれば、中国も含めて世界的には、侵略と殺戮と略奪はかなりフツーの世界標準だったのだ。だから中国に万里の長城が建設されたのである。
 西洋人も16世紀頃から世界に侵略していき、アメリカ大陸をはじめとする原住民の大半を殺すか、奴隷として使役してきたではないか。(西洋人の侵略には、神父まで同行したのだから、旧約聖書の考え方が適用されたと考えるべきだろう)
 筆者の高校の時に師事した世界史の先生の言葉が思い出される:
 「世界史は、狩猟民族による、農耕民族への侵略の歴史であった」

現在では、「文明の衝突」が叫ばれ、危惧されている。
 そのなかでも、前号でも書いたように、旧約聖書を共通のベースとする一神教のキリスト教・イスラム教・ユダヤ教の衝突が、最大の問題であることに異論はないだろう。
 この衝突が調和に変わるためには、旧約聖書を根本的に考えなおす必要があるのではないか。
 そのための一助になればと、筆を執っている。


「月刊・沈黙の兵器」
★まぐまぐ!サイト: http://www.mag2.com/m/0000150947.html
★発行者のサイト: http://www.geocities.jp/akion200104/
★執筆者のサイト: http://www.geocities.jp/untilled/ (←バックナンバーが見やすいよ)


■次号の予定: 「旧約聖書と新約聖書」

■筆者へのご意見ご感想は:  untilled@yahoo.co.jp (メールチェックは週に1度くらいしかしませんが宜しく…)

/E