「情報と職業」オリエンテーション

★本講座の目的
高校「情報」教科の「先生」に必要な、進路指導能力その他の素養を育成する。
より具体的には:
 1)情報と職業という観点から、現実の社会について学ぶ
 2)そのために必要な歴史を学ぶ
 3)そのために必要なマクロ経済、政治、法律を学ぶ
 4)生徒指導に必要な保健を学ぶ(食や医療)
 5)教育について考える
 6)情報技術について

★席について
毎回、初回で決まった席に着席すること。
視力の弱い人は、前の席を優先する。

★本講座における「評価」の考え方
 1) 出席点
  ・授業開始までにスタンバイしている: 4点
  ・授業開始後5分以内にログイン:  3点
  ・授業開始後30分以内にログイン: 2点
  ・授業開始後30分過ぎ以降にログイン: 1点
 2) 「先生」としての素養を見る
  ・必要な大きさの声で話す。(「先生」として不可欠。実際は先生を志望しない人も厳守)
  ・授業中の態度。(例えば講師が、白板に書いて説明している時は、ちゃんと白板を見る)
 3) 与えられた課題のレポート(ノート)提出と発表態度
   提出レポートのファイルは、通年保存しておくこと。
 4) 前期および後期レポートの提出
 5) 上記を総合的に評価

★授業の進め方
 ・教材「情報と職業」と、下記URLにそって学習を進める。
  http://www.geocities.jp/arikawa_sandai/
 ・大学ノート(配布予定:代金100円)に、講義の内容を記入する。
  具体的には、講師が説明する文や図が、カメラで提示される。
  学生はその文・図、および講師の説明内容をノートに書き写す。
  それを毎回、授業後に提出してチェックを受ける。

★必要に応じてレポートを作成し、下記アドレスに送信する。
   arikawa_sandai@yahoo.co.jp
  図表がない場合はメール本文にレポートし、
  図表がある場合はワードファイルを添付で送る。
  レポート論文の書き方:
   #メールの件名には氏名を書く
   #タイトル(題名)
   #学生番号・氏名
   #キーワードを、3〜5単語(orフレーズ)程度、書き出す。
   #アブストラクト(=要旨)を書く。(短いほど良い)
    つまり、新聞記事の見出しに続く短文のようなもの
    ( http://www.two-para.com/ を参照してみてください)
   #本文を書く。
    (長いほどよいが、長い場合は章や節を設ける)
   #感想・コメントを書く。

★授業への学生さんの感想集
  http://www.geocities.jp/arikawa_sandai/comment/

★ウオーミングアップ課題
初回の今日は、各人のコンピュータリテラシーと、情報解析能力をみます。
インターネット検索エンジン等を使って、次のことを調べてレポートしてください。

課題1)
 ・この2百年強の世界の人口推移を調べて、グラフ(Excel等使用)にしてください。
 (グラフにされたものがネットからゲットできたら、それをそのまま貼り付けてもよい)
 ・このグラフから、何を感じ、何を考えますか? レポートを作成してください。
課題2)
 ・江戸時代、日本は「なぜ」鎖国したのかを論じてください。


★講師紹介: 有川晴彦(ありかわ はるひこ)
長崎県佐世保生まれ、山口県岩国で幼年期を過ごし、小学4年から京都へ。
多くの職業を経験し、86年頃からLSI設計など電子工学・情報工学の分野へ。
主な開発は、パルジェネIC、ファジィ推論IC、多軸制御装置、自動着陸システムなど。
1987年、NASAで初めての日本人として訓練を受ける。
大阪電通大・大学院博士課程後期に社会人入学単位取得。NASAアカデミー修了など。
現在、アーク・テクノリサーチ株式会社代表、JAXA宇宙教育指導員。
その他、健康・環境技術、不耕起・無施肥農法の普及に携わる。
メルマガ発行「月刊・沈黙の**」 http://www.geocities.jp/untilled/

以上。

 

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