第0段階 =国の始まり以前=
今からおよそ1万年前、気候が温暖になると、日本列島は大陸から離れ、現在のような姿になりました。
そこでは狩猟・採集の生活が営まれました。紀元前3世紀頃に大陸から稲作や貴金属が伝わると、人々の生活は大きく変わりました。各地に「むら」ができるようになったのです。
こうして人口が増えると、土地や水をめぐる争いが起こります。このような争いが繰り返され、強いむらが弱いむらを従え、しだいに「くに」と呼ばれるまとまりが生まれていきました。
●超古代 (1万数千年以上前)
人類が最初に日本に居住しだしたのは数万年前で、当時大陸と陸続きだった樺太から移動してきたと考えられています。
その後、朝鮮半島や南洋諸島からの移住があり、混血したと考えられます。
最新の発見や研究により、日本の超古代にかなり高度な文明があったのではないか、と言われてきています。
その代表例が:
沖縄与那国島の海底遺跡
ですし、広島の葦嶽山(あの松本清張も現地調査した)などです:
日本ピラミッド伝説
しかし、正統な歴史学からは「無視」され、研究者も少ない。
・授業中の話題: 氷河の古い層から分かる1万数千年前の世界とは?